ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

もう1つの「人気ランキング」 ナルトってどう思われてるのか? その1

もう1つの「人気ランキング」 ナルトってどう思われてるのか? その1 

久しぶりに今日のお題・・・書こうと思います。少しずつ気分を前向きにしなくては!
 
先日、NARUTOキャラの人気投票がジャンプ誌上で発表されましたが・・・今日はもう1つの「人気キャラランキング」からの話題です。 
 
先日・・・と言ってもかなり前(1か月以上前)ですが 『週間プレイボーイ』(集英社)で行われた、
「20代メンズ1000人が選んだマンガキャラマジ惚れランキング」。
 
読んだ方もあるかと思いますが、私も一度も買ったことのない「プレイボーイ」とやらwを買ってみました(ちょっとした冒険でしたよ) 
気になる最も好きな漫画は?という問いには1位 ONE ●IECE (306票) 2位 NARUTO‐ナルト‐ (74票)・・・・
この結果、さすが2位というべきか、悔しいというべきか。っていうか、結構差があるなぁ。
 
で、項目は《男性キャラクター編》《女性キャラクター編》に分かれ◇こんなヤツになってみたい!◇父親にしたいのは?◇一緒に酒を飲みたいのは?等・・・・それぞれ項目別にTOP5が発表されてます。
まぁ圧倒的にONE ●IECEがどれも上位を占めてるのですが、NARUTOで5位までに入賞?したのは全13項目中4つ・・・それが何と「第七班」の4人! 
 
その内容は・・・
 
《男性キャラクター編》
 
◇「上司にしたいのは?」
1位 はたけカカシ 54票
2位 島耕作 45票
3位 矢島金太郎 40票
4位 シャンクス 27票
5位 両津勘吉 24票
 
◇弟子にして自分の世話をさせたいのは?
1位 トニートニー・チョッパー 112票
2位 クリリン 51票
3位 うずまきナルト 45票
4位 サンジ 27票
5位 綾先ハヤテ 21票
 
◇こんなヤツだけにはなりたくない!
1位 ウソップ 82票
2位 野比のび太 30票
3位 両津勘吉 27票
4位 ヤムチャ 25票
5位 うちはサスケ 18票
 
 
《女性キャラクター編》
 
◇一緒にいたくないな~と思うのは?
1位 ナミ 24票
2位 チチ 21票
3位 春野サクラ 18票
4位 アルビダ 17票
5位 ニコ・ロビン 15票
 
 
・・・サスケとサクラに関しては不名誉な結果ですが、最近の話展開では仕方ないかもしれないですね。 まぁ第七班ファンとしては、サスケやサクラの行動にも弁解の余地はあるんですよ(苦笑
とりあえず「不名誉な結果」の二人は後回しにして まず今日はナルトの結果から。
 
『弟子にして自分の世話をさせたいのは?』に「第3位」入賞を果たし、人気漫画の主人公としての体面を何とか保った?ナルト。
 
ん~弟子にしたいにナルトがランクインするのは確かに納得はいきます。
でも、人気漫画では第2位であるNARUTOの「主人公」が「こんなヤツになりたい」にはランクイン出来なかったのは残念。
 
◇ちなみに、こんなヤツになりたいの第1位はルフィ、2位:ロロノア・ゾロ 3位:エドワード・ニューゲート 4位:孫悟空 5位:シャンクス・・・
 
ナルトは何故『こんなヤツになりたい』とは思われず、『弟子にしたい』で かろうじて?第3位になったんだろう・・?
 
・ナルトが《こんなヤツになりたい》とは思われない理由・・・?
 
 
まず最初に、このアンケートが「20代男子」・・・つまり「元少年を対象にしている、ってのが影響してることは申し上げておきますw
 
「ルフィ」が第1位になった理由は『仲間思いでまっすぐなだけじゃなく、自由人だから』。
ナルトだって「仲間思いでまっすぐ」なんだけどなぁ・・・・。ルフィの事は詳しくないので語れませんが ナルトと差がついた理由は「ルフィは自由人」という部分でしょうか。
 
ナルトは人柱力だとか救えない友とか、果たせない約束だとか・・・かなり「枠」に嵌められた制約の中にいます
(今、島亀に軟禁状態という肉体的不自由というだけでなく 精神的にもまだ自分を解放しきってないということ)、それが自由人というイメージから離れてるような気もします。
そしてそういう負い目があるせいか、ナルトはまだまだ他人に気を遣って遠慮したりする部分がある・・・ 
 
それだけに現実的でもあるんですが、「憧れ」の存在にはなり辛い。 「ナルトみたいになりたい!」とまで思われない・・・それはナルトが抱える「ちょっと歪んじゃった、遠慮する部分」があるせいかなぁという気がしてます(個人的にはですが)。 完全に澄み切った青空といえるほどじゃないんですよね、ナルト・・。
 
そして孫悟空が ONE ●IECE 以外に唯一ランクインしてる理由は『単純に強いっしょ!』ってことらしい。
ん~ナルトはまだ不完全、未完成ですが(今でもかなり強いとは思うんですが)、そのあたりはまだ伸び代はあるかなぁと思ったします。 これで九尾化でもマスターして九尾とのコンビ技でも出せるようになれば「強い」イメージもアップするのかも・・・?
 
・で、「弟子にしたい」では第3位に入ったということ(3位にしかなれなかった、とも言う)。
 
弟子にしたい部門第1位のチョッパーはかわいいという「癒し」が理由のようです。
元少年(つまりオトナ)が弟子に求めるのは優秀な後継者というよりは「癒し」・・・? 2位のクリリンもかわいくて礼儀正しく忠実なイメージがあります。言うことは何でも従ってくれそうだし・・・これもある種の「癒し」なのかもしれません。
 
そういう意味で、ナルトも無邪気だし元気だし『癒し』になるのは確かですね。 自来也やカカシにとってもナルトは「癒し」だと思います。
 
自来也がナルトをかわいがっていたのは『ミナトの面影を感じる』 『自分が諦めてしまったものを諦めないでいる』から・・・などありますが、つまり《自分が守ることが出来ず、心に開いてしまった穴》だとか《失った時間》をナルトが埋めてくれるような気がしたから。「癒し」でもあったわけです。
カカシにとってもナルトは《心に開いてしまった穴》を埋めてくれる存在ですよね。 ナルトの背中に「師・四代目」の背中を見、ナルトのまっすぐさに「親友オビト」を見ている。 特に第2部以降、カカシは「ナルトの為なら何でもする」優しい先生になった気がしますが、それは千鳥まで与えた弟子・サスケを失った苦しみを ナルトの「良き師」になることで償おうとしているようにも見える・・・ それはナルトのためでもあるけど、カカシ自身の為でもあるような・・・
つまり、癒し。
 
ただ「弟子としてのナルト」・・・ハッキリ言って手がかかります。 それが欠点とも言えるでしょうか。
 
説明しても呑み込みが悪いし、説明したことは覚えてない。 体で覚えさせるしかないし。
で、結構文句もブーブー言うし、生活面もだらしないから指導が必要だし。
考える前に行動しちゃうことも多いから、うっかり放っておけない・・・しっかり見張っている必要もある。
要するに手がかかり、面倒なことに巻き込まれることも多いんです。文句ばかり言って手がかかり面倒クサいという一面も。・・・そういう面があるから、残念ながら「3位」に留まってしまったのかも。
 
でも、これも「対処」によるんですよね。
カカシみたいに《ナルトが倒れ掛かったらサッと肩を貸す》《だらしない生活面にも気を配る》なんて丁寧なお世話をしていたら・・・身が持たないです。
 
自来也みたいに《適度に突き放す》《嫌なものは嫌!》と言ってしまえるほうがいいんじゃないだろうか。
 
カカシも、ナルトは「体で覚えるタイプ」とわかってはいるけど、ついつい理論で説明したくなる・・・・それがカカシですw カカシ自身が「理論で考えて覚えるタイプ」だからなんでしょうけどねぇ。 だから、どうせ理解できないとわかっていながらも「説明」してしまうんです(影分身修行の時もそうだった)。 でもこればかりやってたら、ハッキリ言って「疲れます」。
自来也がナルトに「螺旋丸」を教えた時みたいに、簡単に実演して見せたあとは「完全放置」・・・これが「弟子ナルト」の接し方としてはベストのような気がします。
 
自来也様  螺旋丸なんて術 よくこの子に教え込めたもんだよ・・・まったく》とカカシは漏らしてますが(315話で)、『教え込んだ』という言葉をカカシが使ってることから判断して 自来也がもう少し つきっきりで指導したイメージを持ってたのかもしれません。 まさかあそこまで完全放置だったとは、カカシには考えられない事だったかも・・・。
でも自来也が短期間で「口寄せ」「螺旋丸」という高度な忍術を教えられたのも「放置」スタイルが良かったのだとも思える。
 
自来也が3年近くも「ナルトと二人っきり」で寝食を共にしながら、ずっと「いい師弟関係」を続けられたのも 自来也がナルトを「適当に」手を抜きながら扱えたからかもしれません。
 
ナルトと自来也の3年近くの修行は「謎」のままですが(「皆の書」に出てくるオマケ漫画ではその貴重な一端が窺える)、その楽しそうな様子がもっともっと明らかになれば・・・
 
「カワイイ癒し系弟子ナルト」の株も もう少し上がるかも??
 
 
☆次回のお題は「理想の上司カカシ」について、
 
☆駄文読んで下って感謝です。
 
 
☆ちなみに・・・
 
このご時世にブログ更新とは非常識との内容のコメントを頂きましたので、それについてここでもう一度ご返答させていただきます。
 
このブログで出来る事は、NARUTOファンの方達が少しでも前向きに、気持ちを持ってくださることを願って 可能な限り平常通りに感想記事と 気分転換になれる記事を提供していくことだと考えています。
 
ここに来てくださる方は、それを求めて来てくださっているという判断からです。
そして、こういう時こそそういう力が必要かとも思いました。岸本先生だってきっといつも以上に心を込めてNARUTOを描きつづけておられるし、ジャンプだって皆さんにエールを送るつもりで発売し続けているわけですから・・・NARUTOを楽しみにしている方は多いはずです。
ブログを自粛して効果があることは何もない、被災地の方の為にも全くならない。
私に出来る事は、自分が記事を書ける状況である以上、書きつづける事だと思っています。
パソコンの電気代がもったいないとおっしゃる方があるとすれば、パソコン画面の明るさを半減するとか電源をつけてる時間を短縮することで対応したいと思います。
 
そんな時間があるなら被災地へのボランティア的な事をしたり、そういう記事だけを載せるべきじゃないかというご意見に対しては、個人的にはそういう行動はブログ外でプライベートですべきだと考えています。
 こういう時だからと震災関係の事ボランティア関係の記事を載せるのは 私としてはなんだか偽善的といいますか、それだけで満足しているような気がするので・・・・したくないんです。(個人的な考えです、皆さんそれぞれです)。
「ここ」での自分がすべき事、ここ以外の普段の自分がすべき事、
何が一番ベストか・・・それを考えて いつもできる限りの行動したいと思っております。。すみません。
 
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