ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO ナルト 第539話:血の夜・・・!! 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ24号)

NARUTO539:血の夜・・・!!

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「いつか おめーの中の憎しみも どうにかしてやりて―と思ってる!!」
 
この笑顔と言葉、どこかの部分を思い出すな~と思ったんですが、そうそう修行中のナルトと自来也の会話。
 
自来也「この忍の世にはびこっている憎しみを どうにかしたいとは思っとる」その答えを「お前に託すとしようかのォ」と言うと、ナルトが「オッス!!エロ仙人の頼みならしかたねーってばよ」と元気に答えて無邪気にニコッ!と笑うんです。 
で、自来也「お前の笑顔には救われるようじゃ」と大笑いする。 (55巻の416話、ナルトの回想)。
 
さすがの九尾も、このナルトの笑顔に「不覚にも」ドキッとしたんじゃないかな。・・・・
 
さて、今週のタイトル「血の夜」。
 
不気味な満月の夜がついに幕を開けましたが・・・現実とも幻ともわからない夜は、「うちは一族抹殺」の夜を思い起こさせる・・・・ あの日も、満月だった。
 
・とりあえず、ナルトと九尾ですが。
 
ナルトに詰問したのはいいけれど、想定外にナルトに押されまくりだった九尾。
「フン・・あのちんちくりんが」なんて馬鹿にしたようなこと言ってるけど、これってサスケがよく言っていた「ウスラトンカチ」みたいなもので、実は親しみの表現だったりするんじゃないかな~なんて思ってしまいますw
 
「なあ九尾 オレはな・・・」と 九尾の目を見つめて話しかけたナルトに、思わず九尾は「?」
おまけにあの笑顔で「憎しみも どうにかしてやりて―」なんて言われて、九尾は「!!?」
これじゃどっちが子供なんだかわからない・・・・九尾の方が「ちんちくりん」扱いされてるみたいで、立場無いなぁ、九尾・・・。
 
九尾はキッと睨んで「ちんちくりんにどうこうされるほど 落ちぶれちゃあいねーし」なんて言ってますが・・・ナルトに自分の心を見透かされて かなり焦っていますね。 
再不斬がはじめて敵に「負けた」と自覚したのは ナルトに自分の本心を見透かされた時だったけど、九尾もはじめてナルトに「負け」を自覚したんじゃないかな。
 
・ところで、イタチと長門
 
最高瞳術を持つ2人が、肩車で歩いている姿は何とも不思議な感じがする・・・
 
「アンタどこまで〝暁〟の事を知ってた?」 長門
「お前よりは知ってたつもりだが・・」 (イタチ)
 
長門はイタチの事を「暁において闇の中の忍」と言っていますが、イタチの能力(月読)が闇の術だからなのか、何を考えているのか闇の中にいるような忍だったからだろうか。
イタチが言っている、《六道の力・輪廻眼とオレの万華鏡写輪眼があればほぼ何でもできると言っていい》・・・
確かに長門+イタチというコマを持っていれば 今のトビ(輪廻眼+写輪眼)と同じことが出来るかもしれないわけで、カブトがトビに対して高飛車に出るのも分かりますよね。
「ほぼ」何でもできる、なんて言うと 逆に出来ない事は何なのか?そっちの方が気になってしまいます。
 
月読は精神世界は時間・空間・質量を支配し、六道の力は「陰陽遁」想像を生命へと具現化することが出来る。
2つの瞳力を使えば、月読の精神世界を具現化することも可能だったりするんじゃないか?とも思うんですけど、そんなことがもし可能ならそれこそ最強すぎます。
 
そして、イタチの《術者の奴は このタイミングでオレの幻術の力を利用するつもりだという言葉・・・「このタイミング」とは「満月」を意味しているんじゃないかと思うんですけど、つまりイタチの月読の能力は満月で本来の力を発揮するんじゃないかと思うんですよね。
それを考えると、うちは一族抹殺も「満月」を選んで行われたのではないか?と思うんです。
いや、満月である必要があった・・・。
 
あの日、家路を急ぐサスケが見た「満月」と「イタチらしき人物」、その直後に見た「一族が抹殺された世界」。
あれは現実世界だったのか、それとも・・・?
 
 
・ ・・・・ネ、ネジがぁ?
 
537話の最後に 1コマずつ他の部隊の様子が描かれていましたけど、中でもネジとサイがハァハァと息を切らして辛そうなのが気になったんですよね。 
 
で、ネジは医療部隊のところに行くことになるのですが、これが「血の夜」の始まりになってしまうとは・・。
 
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(サクラ、いつのまにか医療部隊に移動していたんですね)
 
さてサクラがネジを治療した直後、医療上忍達が暗殺される事件が起きる。 しかも、その犯人は・・・・
 
 
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えぇ?なんでネジが??
 
・・・なんて、こんなことあるわけないだろうがぁあ! むむ、でもネジが操られるなんてあるだろうか・・・?
 
・ 今の段階で推測できる可能性をあげてみると、
 
・犯人(ネジ)は幻術で操られている。
・サクラのことを ずっと追いかけて見つめている「怪しい奴(岩隠れの忍)」が関わっている。
・あのネジは、ホンモノのネジでは無くニセモノである。・・・等々思いつくのですが(他にもあるだろうけれど)
 
とりあえず、私は「あのネジは本物では無くニセモノ」と思うんです。 アレ、白ゼツでしょ~よ、と。(断言して違ったらごめんなさいw) あれは白ゼツの「成りかわりの術」じゃないかと思うんですけどね~・・。
 
《成りかわりの術・・・白ゼツは、一度接触した相手のチャクラをコピーすることが出来て成りかわりの分身を作れる。 その分身は遠隔操作が可能な上、感知系の忍にもニセモノだとばれることが無い(シーも偽鬼鮫を判別できなかった)。 だからチャクラ感知で本人確認をしていたとしても、ゼツの術ならばれないんですよね。
 
ネジは524話で白ゼツにガパっ!とバックから抱きつかれて、チャクラを吸われちゃっているから、ゼツはネジの成りかわり分身は作れるハズなんです。 
 
ネジがフラフラで辛そうだったのは、外傷だけでなく『チャクラを吸われちゃった』せいでのチャクラ不足が大きいような気がします。でも、サクラはネジに「外傷の手当だけ」しており、チャクラ不足を指摘していないんですね。あれが白ゼツネジだったとしたら・・・「チャクラ不足」だけは演じきれなかったのかも。
 
もし あのネジが「成りかわりの術」だとしたらですが、戦争前半戦にトビが約半数の白ゼツ達を投入した真の目的は《戦わせること》では無くて《戦った相手のチャクラをコピーさせる》ことにあったのではないだろうか? 
 
前半戦で得た情報をもとにして、後半戦は白ゼツが「成りかわりの術」を使う。 
つまり、前半戦でゼツと接触した連合の忍達の「ニセモノ」が、大量に戦場に送り込まれるのではないだろうか?そのために、トビはあれだけ大量の白ゼツを用意したのかもしれない・・・
 
ネジ?の判断では、「隣の奴が犯人かもしれない・・・という疑念が互いの不信を生み混乱を生むことになる それが敵の狙い」
以前トビが言っていた 『昨日の友は明日の敵』・・・・いつ誰が裏切るか分からない世界で、疑心暗鬼になって仲間を信じられなくなる状態を体感させられるわけですよね。 ただ「混乱」させることだけが、トビの目的とは思えないんです。
 
トビのこのシナリオ、目的は「仲間が裏切ったら、どうするのか」 「こんな状況でも、仲間を信じることが出来るのか」という問いを今の忍達に問いかける事なんじゃないでしょうか。 現実にもあり得るこの問題に、どう答え、どう解決していくのか・・・彼は忍達の答えを見ようとしているような気がします。
 
(なにせ、トビは「裏切り」に対しては最大のトラウマを抱えてますから・・・。)
 
 
・で、あの「怪しい岩忍」は何者?
 
サクラの後をずっと追いかけるように物陰から見ている「岩隠れの忍」。 
なんだか怪しすぎるんですよね~w  ネジを見ているのかもしれないんですが、いかにも怪しいオーラを出しまくり。 でも人相が悪く見えるのは、もしかしたら単純に『照明が顔を照らして影が浮かんでいる』せいなのかもしれませんw
 
もしあの岩忍が「怪しい」としたらですが、可能性として考えられるのは・・・あの岩忍はトビの写輪眼幻術(脳内コントロール)にかけられていて、白ゼツの成りかわりネジを「遠隔操作」している可能性もあるんじゃないでしょうか。
「怪しくない人だった場合」は、偽ネジを怪しいと思って 様子をずっとうかがっているのかもしれませんが。
 
最後に岩忍は意外にもサクラのところに来てラブレターを渡していましたが・・・
サクラの「ありがとう・・・・でも 私にはもう好きな人がいるから・・」。 
 
ん?好きな人がいる?
 
ハッキリものを言うサクラのことだから、本当に好きな人がいた場合には、こんな言い方しちゃいそうだな~とも思うんですよね。 でも今は戦争中でそれどころじゃないから、うまく断るためにああいったとも考えられるんです(正直、サクラがまだサスケを好きなのか、それとも・・・このあたり、どうなんだろうか。)
 
でも岩忍は「そうですか・・やっぱり・・・それって・・・」とか言ってますが、やっぱりって・・? もしかして、サクラが好きな人がネジだと勘違いしてるんじゃないかと思ったりもしますが(それで後をつけていたとか)、それとも彼はサクラに何かを感じ取ったのか。う~ん、この岩忍、何者なんだろうw
 
ネジについてはヒザシとの話に絡んでくるのかと思っていたんですが、ど~も違うようですね。
 
でも、これだけ「輪廻眼・写輪眼」が強大な瞳術として取り上げられているのに、なぜか白眼は「感知系」という便利屋さんの扱いでしかなかったんですよね。 本来三大瞳術の1つだというのに・・・なんか扱いが軽すぎです。
 
 ネジは「一族の誰よりも日向の才に愛された男」・・・・そしてナルトの「仲良し同世代」の中で唯一の「上忍」。
「・・・オレが犯人を見つけ出してやる この目にかけて!」とカッコよく言っていたネジ(あれがホンモノかどうか分からないんですが)、ここでネジの本気の活躍も見たいのですが、白眼の「特別な能力」開眼とかあったらいいなと思ってしまいます。 
 
サクラもそろそろ「本来幻術タイプ」という埋もれたままの才能?を発揮することになるんでしょうか。
 
 
・数字のミステリー?
 
なんだか犯人探しのミステリーみたいな展開ですが、今週の描写で いろいろと気になることがあるんです。なぜ、「テントの数字」や「サクラ達の現在位置」を描く必要があったのだろう・・・?等々。何故数字の3が強調されているんでしょうね? なにか中忍試験時の教室の場所を変えてしまう幻術を思い出してしまいましたが、何かあるのだろうか?気になるな・・・・。
 
あの怪しい岩忍のおかげで、皆の足取りがだいたい分かるんです。 なにかそれが「事件解決」の糸口になりそうな気がするんですけどね~・・・。で、考えてみたはいいけど、よくわからないw 
探偵並みの頭脳、あるいは豊かな想像力を持っている方。サクラ達の「足取り」調査はしたのですが是非、謎解き?に挑戦してみてください。 
  
 
☆カカシ隊は白ゼツとまだ遭遇していないから、ゼツにチャクラはコピーされてませんね。。。 
 
「成りかわりの術」は、今までに丁寧な説明が何度かあったんですよね。 
術ついて丁寧な説明や解説があった場合は 重要な場面での『再登場』の可能性は高いと見ていますが、はて。  
(他に「丁寧過ぎるほどの解説があったもの」の例としては、『天照が視点に発火することの説明』、イザナギの陰陽遁に絡んだ詳細な説明などがあります・・・再登場あるかなぁ)
 
☆56巻、6/3発売です。 表紙はダルイ・・・!ダルイファンには楽しみ。
 
 
☆長駄文、読んでくださって感謝。
 

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