ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

NARUTO-ナルト- 第553話:主戦場到着!! 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ39号)

NARUTO553:主戦場到着!!

イメージ 1
《この眼は・・・闇がよく見える・・・》
 
いよいよサスケが始動ですね。
ついに・・・物語が「2度目の終末の谷」に向けて動き出しましたね。
 
・《さて・・・主戦場に到着したナルト》。
 
結局、我愛羅隊に到着したのはナルトでしたが ビーが一緒じゃないってことは これは影分身ナルトの1人ってことでしょうか。
 
『惑星螺旋丸』・・・って、この「恒星と3つの惑星」宇宙を連想される螺旋丸、またしても新しい螺旋丸バージョン出しましたね~。 
ナルトって仙術を覚える時にしても、3種のエネルギーを練り込む例えを《ソフトクリームのチョコバニラ味にミント味まで加えた感じ》で理解するタイプだから「星みたいにしたらどうなる」的な自由な発想が出来ちゃうんですね、このへんはお堅い理論派より応用力があるのかも。変化の術を応用してお色気の術、さらにハーレムの術に発展させた思考の柔軟性は相変わらず健在ですw ミナト父ちゃんが術の開発の天才なら、ナルトは応用の天才かな。
 
しかし惑星螺旋丸、大小4つの螺旋丸をぶつけ合わせ「ねじれ」を起こして相手を乱回転させてしまう・・・。まるで惑星衝突でブラックホール出現のような(意味不明だけど)、トビが時空間の出入り口に作る「空間のねじれ」を連想させるような術。 第2の終末の谷に向けて、螺旋丸も「究極形」に近づきつつあるのかな・・・。
 
・《そして・・・無サマ。》
 
しかし塵遁・原界剥離の術も螺旋丸に似た「丸い核」が出来ますよね。 螺旋丸の音は「キィーン」だけど、それに似た「キキン」という音・・・・ 原界剥離の術も、3種のチャクラを合わせて乱回転・圧縮したものなのかな・・とか思ったりするのですけどね;
オオノキの土遁・加重岩の術&我愛羅の砂でやっと封印された無サマですが、むむむ・・・『用心しろオレは・・・』という最後の台詞が意味ありげですよね。 ん~、まだ先がありそうだなぁ・・・。
 
にしても、無の《姿もチャクラも消してしまう術》、これ結局何だったんだろう?・・・それに「ダンの霊化の術」も放置だし、香燐の「チャクラを消す能力」もちょっと登場しただけ。
しかし無駄な描写はされないキッシー先生のこと・・・・いずれは《トビ霊体化の謎》解明時にでも再登場するのかなーと期待はしてます。
(それにミナトの時空間忍術の謎や、シスイの瞬身、ナルトが「飛雷神の術」の完成などなど・・・いずれ戦いの場が時空間に及ぶのかな~と勝手な期待をして楽しみにしているんですけどね。・・・・これはどうなるのかなw)
 
トビ(あるいはマダラ)の謎解明に向けて 各方向から少~しずつ(しかし確実に)伏線が敷かれつつありますね。だけどあまりにも巧妙に「少しずつ」なもんで、ん~少々じれったいような。 岸本先生のじらしのテクニック、何とも言えませんw
 
・《我愛羅とナルト》
 
しかし。ナルトは我愛羅にもっとお説教されるかと思ったんですけどね~。
 
我愛羅《人柱力だったオレには分かる・・・ その九尾のチャクラ・・・ そんなに多用して本当に大丈夫なのか?》という真剣な言葉に、ナルトは一瞬真顔で「・・・・」になってるんですよね。 なのに、
 
『オレは火影になるまで死なねーつもりだ もう風影だからって人の事子供あつかいしてんじゃねーってばよ』。
 
またまた“お得意の作り笑顔”ならぬ“作り余裕顔”での発言ですね~。はぁ・・。
この前イタチに「一人で背負うな」と言われたばっかりじゃないか!と思ったんですがこれが影分身ナルトなら、イタチとの会話をまだ知らないんですね、きっと。
 
どーも「影分身システム」ってのは分かり辛いんですが、《本体及び影分身が経験したことは 一度影分身を「解除」して経験値を蓄積しない限り 経験を共有できない》んですよね、たしか。 つまり・・・ここにいるナルトは まだ「オレオレナルト」のままってことになるのかな・・・。
我愛羅が一番心配していたのはナルトが『仲間の為には無理をしすぎる』点。で、やっぱりの結果になってますね・・。
 
術の「リスク」については、第二部に入ってから(随分前から)伏線張られてるんですよね。
チヨバアの転生忍術「己生転生」のリスク(術者の死)に始まり・・・38巻でも螺旋手裏剣のリスクについて、ナルトはカカシにシッカリ忠告されてるんですよね、
《大きな術であればあるほど 術者にはそれ相応のリスクがある事も頭に入れておけ》って。
 
この時も今回と同じで、一瞬真顔で考え込んでから・・『オレってば火影になる男だぜ!!オレはスゲー奴だから何にも問題ねーってばよ!!』と笑い飛ばしてるんです。例の「作り笑顔」で周囲に心配かけまいと無理をして。 でもカカシだけは「・・・・」とナルトの本心を見抜いて不安そうな表情を見せていたんですよね・・・。
なんだかなぁ、この時のカカシの心配が今になって現実化しちゃいそうな気がします。
 
我愛羅とナルトのやり取りを オオノキは黙って聞いてるんですが・・・「すぐにチャチャを入れたがる」オオノキが口を挟まないのは珍しいんですよね。 何か思うところがあるんだろうか・・。
 
・《オオノキとナルト》
 
五影会談に出発する時、腰に爆弾抱えるオオノキを気遣う黒ツチ赤ツチに 強情を張って『いらぬ世話じゃぜ!』 『このワシを誰だと思ッとる!』とか言っていたオオノキ。
彼は「強くあること」が影の務めと思い込み、ずーっと周囲に頼らず・・・次第に頑固になっていったんじゃないかと思うんですよね。
 
強がって他人の意見や心配を聞こうとしないナルトに・・・オオノキは「頑固になる前の自分」と「頑固になっていった自分」の分岐点を思い出しているんじゃないだろうか・・・。
 
各戦場に散った影分身ナルト達は、それぞれの場で先人の失敗談や先輩からのアドバイスで学んでいくことになりそうですが・・・影分身を解いた時 経験値として一気に蓄積されるんでしょうね、これも火影になるための修行かな。
 
・《影が守るべきもの》
 
二代目ちょび髭水影も、三代目雷影も・・・さすがに強いですね。
 
しかし二代目水影の『オレ・・・やっぱ・・・ 強すぎちゃうのかな?』ってお茶目すぎw 無邪気なところは水月とか現水影メイにも共通してる気もするんですが(でも二代目様は水月鬼鮫系のギザギザのお魚歯ではないんですよね;)。 周囲に大勢の忍が倒れてますが・・・水遁でも使ったんでしょうか。
もうすぐこの戦場に我愛羅とオオノキが到着するはずですが、水に相性がいい土遁を使うオオノキと 砂で感知できる我愛羅なら蜃気楼を使う水影に対抗できそうな気もします。
 
三代目雷影の最期について、元部下・ドダイ(エーの回想で登場していた)の説明によると・・・《仲間を逃す為一万の敵を相手にたった一人で囮になって三日三晩倒れなかった》・・凄い体力というより気力ですよね。
仲間が里にたどり着くまでは「絶対死なない」と決めて戦ったんですね・…仲間を絶対守るために。 
その時、多分エーが仲間を率いて里まで退いたのでしょうけど・・・それでだったんですね、エーが三代目の葬儀の時 あんなに泣いて悲しんでいたのは。・・・・
 
「影の名を背負う」ってのは、『仲間を守りきるまでは死なない』覚悟を決めるってことなんですね~・・ 二代目火影扉間の最期もそうでしたよね。 扉間の「いずれその時が来る その時までその命・・・とっておけ」という影らしい最期の言葉の重み、改めて感じちゃいます。
ナルトが言ってる「火影になるまでは死なない」というのは《火影になることが目的》なわけで、ん~それはちょっと違うぞ。 オオノキはそのあたりにも疑問を感じていたのかもしれませんね。
 
・《そして、カブトと「あいつ」。》
 
『あいつを口寄せする間・・・ こいつ(三代目雷影)に時間稼ぎをしてもらわないとな・・・ こっちで操るか』
 
あいつ、つまり例の「とっておき」のことですね。(ん~誰、or・・・何だろう)。
「口寄せするのに時間がかかる」ということは、まだ「口寄せ準備」が済んでいないってことですよね・・・たぶん。つまり例の「最後に出した切り札穢土転生」とは違うってことになりそうですね(あれなら、いつでも口寄せ可能なはずですからね・・)。それとも、前にトビに見せた時にもアレだけは準備に時間をかけたのかな・・・・?(いろいろあって)と言っていましたから。
 
もし、《DNAだけは入手してるけど、まだ口寄せ準備はしていない》という意味だとしたら・・・カブトの手元に居るアンコが生贄に使われないか少々不安になります・・・。
 
さて、三代目雷影のところに「テマリ以上の風遁使い」として乗り込んだナルト・・・
 
・《光の中のナルトと闇の中のサスケ》。
 
空中の「光の中」から風遁を発動しようとしてるナルトと対照的に、地中の「闇の中」から須佐能乎で動き出したサスケ。 
ついに光と闇の対決・・・という構図になってしまいましたね。
 
新しいサスケの須佐能乎、前に52巻でカカシ相手に出した「完全体須佐能乎」とちょっと違いますね。
前の須佐能乎は(イタチ・サスケの共に)鼻がとがった「大天狗」姿でしたが、今度はくちばしをもった「烏(からす)天狗」姿。
 
大天狗は「強大な力を持ち団扇を持つ」と言われる天狗でしたが(マダラのイメージかな)、今度の烏天狗は「白狐に乗っているとか戦勝の神・飯縄(イズナ)権現とも言われる」(イズナはイタチ科の動物でもある)。 カラスといえばイタチのイメージでもありますが、これはカラスではなくて「鷹」なんだろうか…。
 
左手には前と同じ「弓」を持っているのか・・・あるいは右手で刺したのは矢なのか剣なのか、それとも「天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ、草薙の剣の一振り)」なのか・・・これもまだはっきり見えないですね。 ただしその剣?は天照の黒い炎の力を持ち、右の第2の手には陰遁らしきものも・・・。
 
この須佐能乎が、六道仙人の力の1つ「陰遁」を極め具現化したものだとしたら・・・ナルトが持つ力は六道仙人の「陽遁」を極めたもの。 対極にして、引き合う・・・磁石のようなものですよね。 
この2つがぶつかったら、「2人とも死ぬ」のか、巨大な陰陽遁(万物創造)の力が生まれるのか・・・六道仙人の「破壊神」の力か あるいは「創造神」の力が生まれるのか。 いずれにせよ六道仙人の力が解放されるような気がしますが、それがトビのいうところの「余興」なのでしょうか。
 
しかしサスケの永遠の万華鏡の模様、やはり単純にイタチ+サスケの合体》でしたね;
ゴチャゴチャしてますけど いわゆる「万華鏡」(のぞきこむやつ)の模様ですよね。 
 
つまり・・・これぞ『完成型の万華鏡』の模様とも言えるのかも。 いわゆる「うちはの高み」というやつでしょうか。
 
 
イメージ 2
 
「この眼は闇が・・・・よく見える・・・」
 
闇がよく見えるとは、光の無い暗闇にも適応する眼ということなのか・・・闇の部分が見抜ける目という意味なのか。
 
なんだかサスケ、かつてのマダラ化してるような気がします。 大蛇丸からもらった草薙の剣はやはり手元に無いみたいだし(ダンゾウ戦で落としてきた剣)、これで完全脱蛇で完全鷹化ということなのかな・・。
 
サスケが得た永遠の万華鏡《鷹の眼》。
 
鷹の眼は、抜群の視力で遠くの獲物を捕らえることが出来るが・・・しかし近くのものはよく見えないという。
サスケの新しい眼は、一体どこを見つめているんだろう。 
 
「サスケにはオレの死を利用して 色々としてやりたい事があった・・」といっていたイタチ。
イタチは何かまだ、己の眼に仕込んでいる「秘密」があるんじゃないかという気もしているのですけどね・・・・。
 
 
 
☆試し刺しされた白ゼツ、気の毒な気もするんですが・・・・・でも仲間がいないサスケの「孤独」も感じます。
 
☆外で試すとか物騒なこと言ってますが・・・・サスケは今アジトですから、場所的に一番近いのは奇襲部隊+ミフネかカカシ隊・・。
 
☆テマリがやたらカッコいい。
 
 
 
長駄文、読んでくださって有難うございます。感謝。
 
 
 
イメージ 3
☆ ←にほんブログ村 ナルト好きブログ!応援よろしくお願いします