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NARUTO-ナルト- 第563話:五影集結・・・!! 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ49号) その1

NARUTO №563:五影集結・・・!!

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今週は、ついにナルト「本体」と謎仮面(「あっちのマダラ」)が激突・・・・って頭突きかぃw
ナルトらしいと言うべきか、トビが間抜けに見えるというべきか・・
 
今週の五影の戦いはもうそれはもう「流石」と言いたくなるものでした。特に、オオノキの言葉がとにかく最高です・・・! 
やっぱり、この小せぇジイちゃんは タダの頑固ジジイではなかったな・・・。
 
さて、いよいよ始まった五影達と本マダラの戦い。
 
いきなり2コマ目のマダラの顔なんですけど・・・
 
『ちょうどいい・・・このぐらいではければ試しがいがない』と言っている顔が、メチャクチャ怖いんですよね。でも・・・これ、下から見上げているから『陰になってるだけ』ですねw 51巻で「じゃあな・・」と香燐に言った時のサスケの「怖い顔」と同じです。
違う角度から見ただけで、コワく見えちゃったり、怖く見えなかったり・・・視点が違うだけでイメージって変わってしまう。 人間の目に見えるモノってかなり曖昧だってことですね、コレ。
 
まずは五影側、攻撃の第一陣は水影メイ&雷影エーの美女と野獣コンビw
 
五影の戦い、さすがと思ったのは「行くぞ!」と言っただけで完璧なコンビネーション攻撃が出来ちゃうところです;片方の出方を見て、即座に自分の攻撃を効果的に重ねることができちゃう・・・・しかも速い!
前のマダラの攻撃でも思ったんですが、攻撃のインターバルが短いし、容赦ないほどに強力な技を畳み掛けていきますよね。これが・・・・「影レベル」ってものなんですね。
 
水影メイの「溶遁・溶怪の術」に雷影の瞬身パンチ。流石のマダラもエーのスピードを予測できずに油断はしたものの、メイの溶遁と次のエーの「雷虐水平千代舞(雷・逆水平チョップですねw)」は須佐能乎でかわしてる・・・。
五影会談での戦いでは、サスケはエーの「雷虐水平」にはバキバキやられちゃってたんですよね。でもマダラは虐水平チョップを喰らっても少しズブブ・・・と沈むぐらい。余裕で対応してますね~・・さすがに『当時の』サスケに較べたら、断然マダラは「格上」ですね。
 
『雷遁の瞬身に溶遁の血継限界か・・・攻めはなかなかだが・・・』
『守りはどうだ?』
 
マダラ、戦乱時代を生き抜いているだけあって、さすがに溶遁も知ってますね(ちなみに、このマダラも顔がコワくなってますけど これも『陰効果』ですからw)。なんだかマダラは余裕に見えますが、これも「試してみたい術」ってのが相当強力で、それ使っちゃったら五影達も終わり・・・という自信があるんだろうか。
 
『溶けにくい男は好きなんだけど・・・ アナタは遠慮したいわね』 
 
水影メイ、またまた「男」発言してますけどw
落としにくい、なかなかイカない男のほうが攻め甲斐があるって事なのかなぁ。彼女の戦い方って 本気になると容赦ないほどに攻め立てますよね。五影会談の時には 外からは「とろけるキス攻撃(溶遁)」、内側からは「ジワ~っと溶かす酸の攻撃(沸遁)」と、容赦ない戦い方してましたからね~・・・。
彼女、婚期を気にしたり何かにつけて「男」発言してはいますけど、実は恋愛よりも「戦闘」好きなんじゃないだろうかw そんな自分がイヤで、わざと「男発言」してるようにも思えるんですよね。
 
エーの分析、「ワシのスピードでもガードしてくる もっとスピードを・・・ ガードを崩すパワーを上げねば・・・!」
を横で聞いたオオノキと我愛羅が揃って「・・・・・」になってるのが面白いです。2人ともエーの独り言?を聞いておそらく二人とも同じことを考えてるんじゃないかな・・・今度は自分達が「守る番」だと。
 
で、次のマダラの攻撃(須佐能乎が作ってるのは八坂ノ勾玉3つ×2セット×2人分で12個かな)を防御したのはオオノキの「岩のゴーレム」と、我愛羅「砂の盾」。 この二重防壁でやっと守り切れた感じですね。 
我愛羅の砂の盾、あれから殆ど加瑠羅の形になってますね。これは母の意思というよりは我愛羅の心の中にある「母の愛」が具現化できるようになったから、ということなのかなぁ。)
 
「砂と岩の二重防壁か・・・ これもなかなかだな」
 
マダラって、点数をつけるかのように五影達をチェックしてますよね。五影のレベルをチェックした上で、自分の試そうとしている術が「どれほど彼等に効くか」様子を見ようって事なんだろうか。
 
雷影の雷虐水平に溶遁、そして須佐能乎・・・・ここまでのマダラと五影の戦い、これって《五影会談での五影とサスケの戦い》にそっくりですよね。
サスケ戦で経験してるからこそ、エーは普通の重流暴(エルボ)とか雷我爆弾(ライガーボム)では須佐能乎にガードされてダメだとわかっている。 メイも溶遁だけでは須佐能乎には通用しないことも分かっている。
で、須佐能乎の防御を崩し対抗するためには、かなりのスピードを要するってことも彼等は既に知ってるんですよね。
 
なんだかなぁ・・・・五影会談でのサスケ戦は、『マダラ戦の予行練習』させてもらったようなもんですね。
あるいは「あの時点での五影の戦い方」を、トビはチェックしていたんだろうか・・・? 
・・・実際に、あの五影会談のサスケ戦での五影は、今回の戦争とは戦い方が全然違ったんですよね。
 
サスケとの戦いの時では、雷影エー・オオノキ・水影メイの《比較的若くない3人(メイさん、ごめんなさい》は、それぞれ自己アピール、ひたすらサスケを攻撃することに専念してたんです(特に雷影と土影)。互いを守ったり「協力する」なんて考えてなかった・・・・お互い『手出し』されないことを望んでいたし、あの時の五影達はバラバラで「ダメ」だったんですよね。
 
でも若い世代(我愛羅カンクロウ、テマリ、ダルイ、シー)はサスケ戦でどうだったのか―――。
 
例えばダルイ。彼は終始仲間を気にして戦っていました。水月に斬られそうになったシーを守ったり、サスケの幻術に倒れたシーに「シー、大丈夫か!」と言ったり仲間を「守る」事を第一にしてたんですよね(前に、ダルイの雑考でも触れましたが・・)。
そして我愛羅。エーが天照の黒炎で傷つかないように砂の盾で守ったり、さらに崩れ落ちた天井を砂の盾で支えて雲隠れの忍達も守ってるんです・・・。 それにテマリ、カンクロウは侍達を助けてたし、ダルイと砂の3人は協力して一斉攻撃を繰り出したりしてたんですよね。
彼等は誰に命令されるわけでもなく、自然に「守り合う」戦いをしていたんです・・・『五影会談のサスケ戦』、年寄り世代と若い世代には、戦い方と意識に「歴然とした違い」があった、ということです。 
(実は、それは「サスケ側」にも言えてる事で、水月と重吾、香燐は互いを心配しながら健気にサスケを守ってますよね)。
 
で・・・・勿論、この戦争が始まってからも我愛羅はひたすら砂を使って仲間達を守ってます。
 
今回の戦争で、以前と大きく変わった点は・・・・五影会談では「互いを守り合う」なんて考えてもいなかったオオノキが、次第に「仲間を守る戦い」に次第にスタイルを変えていったという点です。
 
無サマと戦っている初めの頃は、ど~もオオノキは今一つでしたよね。ジイチャン、腰ももうダメだし引っ込んだほうがいいんじゃないの~と思ったぐらいに。  
ところがマダラ戦からオオノキは人が変わったような活躍を見せてるんですよね、それはオオノキが「仲間を守る戦い」を始めたからじゃないだろうか。ナルトの大玉螺旋丸に合わせて「土遁・地動核」で地面をせり上げたり、我愛羅の砂を「軽重岩の術」で軽くして扱いやすくしたり・・・この時からオオノキは自分がメインで出るのではなく、他の忍のバックアップに回り始めてるんです。
 
オオノキは長い間里長の座にあったし、ナルトの「オレオレ」じゃないけど「ワシワシ」的なところがあったと思うんですよね、なんでもワシがやる!みたいな・・・w
でも今のオオノキは『ベテランならではの役割』を見つけた感じです、自らの経験を活かしてアドバイスし他の忍達の「力」をアップさせる・・・それは「今の」オオノキだからこそ出来ること。
 
そしてオオノキのこの言葉がいいんですね・・・・・
『・・・この戦争は もうお前を守るだけのものじゃねーんじゃぜ・・』
 
『この戦争はもう皆で守り合う戦いじゃぜ!』
 
守り合う!・・・これですよ、これw 
 
これが今までのオオノキやエー達には出来なかったことなんです、「互いを守り合う」こと。 
 
オオノキは、今最高に生き生きしてる気がします。五影会談に出発する時の、無理して頑張ってる頑固ジジイではない・・・・カッコイイ忍です。『今、ワシは忍連合の土影としてここに居たいのだ』という言葉がきまってますね・・・・・
う~ん、やはり《人は・・・大切な何かを守りたいと思った時に 本当に強くなれるものなんです》という第3巻の白の言葉が ここでも生きてますね。
 
そして次の攻撃ターン、オオノキの作戦による見事な「3人のコラボ」が実現してます。
 
まず水影が『水遁・霧隠れの術』で輪廻眼の視界を鈍らせる(これ再不斬が得意とする術、水遁なんですね)。
そして雷影の背中に乗ったオオノキが「(超)軽重岩の術」で雷影を軽くしてスピードを上げさせる(「フッ」、とまさに消えるようなスピード・・これなら黄色い閃光並み、あるいはマダラ並みというか)。
そしてマダラにパンチする直前に「超加重岩の術」でパンチを重くして、須佐能乎をぶっ飛ばす・・・・
この攻撃ですけど《「超」、「加重岩の」、「術」》って術名を言う一瞬の間に「合計3コマ分」も進んでるんですよね、それだけ『速い』ってことなのかな。
オオノキとエー、メイのコンビネーション。前のサスケ戦では「余計な手出しをするな!」なんて言ってた彼等とは思えないですね。
 
オオノキの「軽重岩の術」、これを使うと体が軽くなってスピードも上がる反面、力も軽くなりパンチも軽くなる「穴」があるようです。 以前(54巻)で超軽岩の術使用中のオオノキのパンチが軽かった事をカブトは思いだし気を抜いてる・・・・が、思いっきりエーにぶっとばされちゃってますねw 軽くしたところでエーのパンチは強烈なのか、無サマが力半分の分裂体であることを自覚し忘れていたのか・・・カブト、どうも灯台足元暗しで今の無サマの状態を把握しきってないですね。 ど~もカブトは足元から崩れそうな気がする・・・。
 
自分も戦いたいから回復してくれという分身ナルトに、その必要はないという綱手
納得がいかない分身ナルトに語ったオオノキの言葉が・・・・
 
今回これ・・・・最高です。そしてキッシーの言葉の使い方も、これまた「スゴ技」です。 
 
『お前達と共に戦い・・・ 前と違う感情をワシは感じとる』
『かつてバラバラだった忍の里々も連合として一つになり変わろうとしている・・・』
 
『ならば・・・
憎しみを生んできた 忍の世の無秩序(システム)だって・・・・もしかして変われるかもしれん!!』
 
 
この言葉がいかに「凄いのか」・・・すみません、字数制限にひっかかるので、このあと
 
☆すみません今週も2記事です・・・コメント欄は、続きの記事に設けさせていただきます。
 
 
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