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NARUTO-ナルト- 第554話:螺旋手裏剣の限界・・・!! 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ40号)

NARUTO554:螺旋手裏剣の限界・・・!!

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ナルト、ついに尾獣玉出しましたね。 いよいよ第2の終末の谷に向けてナルトも始動・・・・かな。
 
太陽を背に、眩しい光の中にいるナルトは、暗闇のなかに居るサスケとは対照的ですね。
ナルトが太陽なら、サスケは月。 
太陽と月が出会う時・・・・それが「暁(夜明け)」なのかもしれません。
 
さて、テマリ隊VS三代目雷影の戦場に到着したナルト、やはり出したのは風遁・螺旋手裏剣でしたね。
 
・《二の段・三の段・・・》
 
しかしナルトの「二の段三の段」攻撃、なかなか見事ですね~。 
スピードのある三代目雷影が螺旋手裏剣を避ける事も始めから計算し、後ろでキャッチして再投、さらに再投、そして「三度目の正直」で当てにいく。 
「螺旋手裏剣三の段」とでもいいましょうか、こういう忍キラーな戦い方・・・私は好きです。こういう戦い方を見てると、なんだかなぁ・・・・第1巻最初の「鈴取り合戦」を思い出しちゃうんですよね。 
 
3年前(そろそろ4年前かな)のあの日、初めて本当の「忍」の戦いを体験したナルト・・
《忍者は裏の裏を読め》 《忍者が後ろ取られんな》・・・・・カカシに「ただ突っ込むだけ」は通用しないと教わって、あれからナルトは「陽動の使い方」や「二段、三段目で攻撃を当てる戦い方」を確実に覚えていったんですよね。 
二の段・三の段攻撃といえば、九尾事件の時やエービー兄弟との戦いでのミナトもそうでしたっけ。自来也、ミナト、カカシ、ナルトの師弟系譜の中で大切に継承されていったんだろうな・・と想像し、勝手に胸が熱くなりますw
28巻の「第2回鈴取り合戦」でも、開始早々にカカシとナルトが「二の段・三の段の手裏剣合戦」を披露しているんですが、あれもなかなか鮮やかでした。 今ではナルト十八番の戦い方になってますけど、全てはあの日―――鈴取り合戦から始まっていたんですよね~・・
 
《分かってる!雷影を名乗るオッサン達が速いってのは!》
 
雷影を名乗るオッサン達」って、ちょいナルト・・酷過ぎでしょーよw 
 
にしても、三代目雷影を見て「先代雷影」ってよく分かりましたね(エーと似てるからかな)。でもせっかく当たった螺旋手裏剣も、三代目雷影の強靭な身体を止めることは出来なかった(って、雷影の肉体ってどんだけ・・)
 
 
・《最強の盾》
 
しかし「風のチャクラを無数の小さな刀に形態変化させ細胞を攻撃する」螺旋手裏剣を受けても平気な肉体なんてあるんですね~。
 
『・・・人なのか?あのオッサン』 ・・・って、また随分失礼ですぞ、ナルト!
 
三代目雷影は『生身で尾獣とやりあうことが出来たただ一人の忍』らしい(ドダイの話では)。
しかも(普通なら)、雷遁は風遁に弱い。本来なら《雷遁の衣を纏った》三代目の体は 風遁の影響を受けやすい筈なんですけどね~(前に角都が土遁・硬化の術を使った状態でカカシの雷切を喰らって「土遁は雷遁に弱い」と言われてましたよね)。
 
性質変化の優劣関係すら超え、忍術の常識を覆すものもある・・・。
 
螺旋手裏剣ではサスケの絶対防御「須佐能乎」は崩せないという事になりそうですね。(あれだけ苦労して開発した螺旋手裏剣に「限界」があるって寂しい気もしますが)
 
・《最強の矛(ほこ)》
 
『地獄突き四本貫手』・・・最強の矛となる 指先に雷遁チャクラをためて突く三代目雷影最強忍術。
 
これ、ほとんど雷切』 『千鳥』と同じですよね;
微妙な違いはチャクラを溜めるのが「指先(貫手)」か「腕(雷切)」か・・くらいでしょうか。
 
千鳥は直線的な攻撃ゆえ「カウンター受けやすい」という“術の穴”があるので、カウンターを見切れる写輪眼が無いと使えない術。 当然この「地獄突き四本貫手」にも同じような“術の穴”があるはずなんですが、三代目雷影は超人的な「スピード」でクリアしてるんですね。・・・まさに、最速雷影ならではの技。
 
いわゆる「地獄突き四本貫手」というのは、これも実際にあるプロレス技らしいです(プロレスよく分かんないんですがw) 例によってWiki頼りの情報では二本、一本の貫手もあって 一本貫手は危険すぎて禁じ手になってるんだとか。 三代目雷影の貫手も指数が少なくなるにつれてチャクラが一点に集約されて「強化」されるらしいです。
 
土遁&ゴムの壁を突き破ったその凄まじい破壊力も驚きなんですが さらに驚きなのは《何十人も一瞬で倒してしまった》という点。
 
「単純な一点集中型の突き攻撃」って、ど~も「一瞬に何十人も倒す」イメージは無いんですよね。雷切も「暗殺用のとっておきの技」だし、単体攻撃用のイメージがある・・・。
でも本来は、千鳥も「一瞬で大勢の敵を倒せるように」カカシが開発したものだったんですよね。カカシが初めて「千鳥」を披露した時、こんなことを言っている・・・・・
 
『大勢の敵がいても この術なら一瞬でやれます 先生の通り名(黄色い閃光)と同じですよ』・・・
そしてカカシは敵(18人の影分身)をほぼ一瞬にして倒していく(第240話で)。
 
つまり・・・・千鳥という術は、カカシが「飛雷神の術を持つ師・ミナトに対抗して」開発した術でもあった・・・というわけです。
 
・《性質変化の壁》
 
第548話で、三代目雷影が「土遁の忍を前列に置いてワシを攻め立てろ」と言っていたのは、この「貫手」での特攻を警戒するために壁を作ってから攻撃しろという意味だったみたいですね。
 
《土遁・万里土流壁》・・・土遁・土流壁を複数人で連ねて、長いグレートウォールを作る術・・・
 
やってるのは岩隠れの忍達が中心のようですが、この戦争では土遁使いの活躍が目立ちますよね。岩隠れの忍って、号令の下に一斉に土遁を使う「大群での怒濤の土遁攻撃」のイメージがあります。
第553話に登場する「三代目雷影がたった一人で戦った一万の敵」というのも(見た感じ)岩隠れの忍達のようだし、カカシ外伝でも一斉に「土遁・裂土転掌」を使う描写はかなり印象的でした。
 
でも土流壁を作るために一斉に口から土をドドド・・・と吐き出す姿は(想像すると)凄まじいかな・・・w
 
でも、ここのバトルフィールドは「砂漠」。砂じゃ壁を作るには不向き・・・だから体内でチャクラを練成して土を作り「口から吐き出す」しかないんですね。土の無い場所で土の性質変化を扱うのはレベルの高い忍術のはずなので、彼等もそれなりのレベルの忍達ってことなんですね。
そういえばヒルゼンも土の無い所で「土流壁」を使った時(木ノ葉崩しの時)、やはり口から土を出してましたっけ。
 
(ちなみに・・・カカシも『水の無い場所での水遁・水陣壁』は、口から水を出していた(角都戦で)。でも今のところ「土遁・土流壁」は土のある場所でしか使ってない(手をドン!と突いて壁を作る)・・・ カカシの性質変化の得意順は雷→水→土の順番なのかもしれません;余談ですが。)
 
そして雲隠れドダイの「熔遁・護謨壁(ゴムヘキ)」・・・・・
ドダイって何気に強そうですね、モタつくナルトを連れてササッと逃げるなど俊敏だし。
「熔遁」といえば岩隠れの老紫の熔岩を使う術「熔遁(溶遁という記述もある)」もありますが、同じ熔遁でもドダイのは「ゴム」を作る術・・・同じ「熔遁」でも、生み出される術は色々ですね(ちなみに水影メイのは「溶遁」)。
 
(完全なる「盾」であるハズの三代目雷影の体に残る「傷跡」・・・)
 
『最強の盾になる体なら どうやって付いたんだ!?』・・・とはいいところに気づいたものだな・・ナルトw
こういった「穴探し」、うまくなりましたね。
(この前、本体ナルトのほうは「どんな術にも穴がある」とイタチにアドバイスされていましたが・・・でも今ここにいるナルトは影分身だと思うので あのイタチのアドバイスは経験してないハズなんですよね・・)
 
『三代目は皆を逃し たった一人で八尾の暴走を止められたことがあった その時にあのケガをされたのだ』
『あの傷については一切を語られていない 生涯の恥だと誰にも理由は言われなかった・・・四代目も知らぬことだ』 (ドダイの話)
 
ビーの先代人柱力が八尾化した時には エーも含め大勢で八尾を止めてましたが・・・この時だけは何か特別な事情があったのかな。 その時の人柱力が雷影にとって特別な人だったのかな・・なんて思ってしまうんですけど、たとえば奥さんとか;
にしても、この時も皆を逃してたった一人で・・・とは、さすがは「影の名を背負う者」覚悟が違いますね~・・。
 
しかし「三代目 ・・・やはりあなたは恐ろしく強い」というドダイの言葉からは、今も深く三代目を尊敬し慕う気持ちが伝わってくるんですよね。。 たった一人で八尾に立ち向かったり、たった一人で敵と戦ったり。 
その三代目の死に様を穢す「穢土転生を操る術者の行為」に、ドダイは静かに怒っているんだろうな・・・
 
・《第2の終末の谷に向けて・・・》
 
三代目雷影に唯一傷をつけた「八尾」・・・つまり雷影に効くのは「尾獣玉」。こういう直観力はナイスですね~ナルト。
 
そして尾獣玉を作るナルトに、三代目も気づきましたね。
ん~~これで三代目雷影の「地獄貫手」とナルトの「尾獣玉(尾獣螺旋丸)」が激突、ってことになりそうですが・・・
これ、ほとんどもう「千鳥VS螺旋丸(尾獣玉)」ですよね。 なんだか「第2の終末の谷」に向けての予行練習みたいになりそうです。
 
さて・・・《須佐能乎のような防御を持つ完璧な肉体を持ち、千鳥そっくりな貫手を使う雷影の強さ》に、予想されるサスケの「強さ」をナルトは実感することになるでしょうか。
 
・《千鳥誕生の「宿命」》
 
かつてミナトが「完璧な人柱力」ビーと出会い、尾獣玉を意識して「螺旋丸」を開発した物語があったように・・・
「千鳥」にも大切な誕生秘話があるわけで(カカシ外伝とも言われる239~244話)、千鳥が螺旋丸同様に重要な術であることは間違いないですよね。
 
前述のように、「千鳥」はカカシが強烈に「師・ミナト超え」を意識した術です。
そもそも「千鳥」とは・・・・・
ミナトにも出来なかった「螺旋丸に己の性質変化を加えること」に挑戦したものの、やはり出来なかったので開発した・…とカカシが語っている(35巻で)。
 
ミナトの螺旋丸と飛雷神の術を意識して それに対抗すべく開発されたのが「千鳥」。
つまり、《螺旋丸+飛雷神の術》に対抗出来る術が『千鳥』ということなのかもしれない。
 
カカシが千鳥を開発したのも、すべて運命・・これも「神の見えざる手による」シナリオによるものだったのでしょうか。・・・・・
 
雷遁を極めた「貫手(千鳥)」と尾獣チャクラの形態変化を極めた尾獣玉が衝突したら、一体どんな反応が起こるんだろう?前の終末の谷で生じた黒い球体よりも、さらに強力な何かが生じるのでしょうか。
 
・・・・螺旋丸に「風遁」を加えた「螺旋手裏剣」には限界があった。 
でも、カカシにも出来なかったという螺旋丸に「雷遁」を加える事・・・・《つまり螺旋丸という「回転・圧縮されたチャクラ」に千鳥「雷遁(の突き)」が加わったら》・・・・
 
その時・・・・「何かが」、起こるのかもしれない。
 
 
 
☆五影会談場で、雷遁の衣を纏ったエーに触れることが出来たサスケの「千鳥」って・・・・やはり凄い術ということなのかも。 エーも「大した術だ」と驚いていましたが・・
 
☆次号のジャンプは、9月17日(土曜日)発売です!
 
 
☆長駄文、読んでくださって有難うございます。感謝。
 
 
 
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