ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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九喇嘛の「サスケとのキス」発言について、ちょっと (572話から)

九喇嘛の「サスケとのキス」発言について、ちょっと (572話から)

『おい・・・!お前も女の子とのキスの味は知らねーだろ!』
『それどころかサスケとキスしちまってんだろお前!』
 
九喇嘛の見事なツッコミ・・・
 
というか、本当はナルトにもっともっといろんなことを突っ込みたくて しょうがなかったんじゃないだろうか。16年間、あの不器用でお人好しのナルトを見ていたら アレコレ突っ込んだり世話を焼きたかったじゃないだろうか・・。よく我慢してましたね;狸寝入りしてたのかな・・・「イライラ」しながらw
 
今週のNARUTO、感想で書いたつもりで書き忘れていたことに今頃気づいたのが「九喇嘛のツッコミ」です;
元々九喇嘛ってのは毒舌ツッコミキャラだと思うし、ぼけまくりのナルトとはいいコンビになるはずだとは思ってたんですが、今回はついに・・というか「もう・・・?」というか。 いつのまにか息の合った漫才はじめてましたね。
 
・・・しかし、九喇嘛はなんでそんなこと(サスケとのキス事件)、しっかり覚えてるんだってばね?w
 
サスケとのキス事件、あれは(おそらく)ナルトも忘れちゃいないんだろうと思うんですよね。あれがサスケじゃなくて他の人とだったら、多分忘れてたんじゃないかと思うんです・・・それほど意識しなかったと思うので。
サスケとキスをしちゃって『よりによって、コイツと・・』という気持ちも当然あっただろうけど、本当はドキドキするような事だったんじゃないだろうか・・・(いや、そのナルトに「そっちの気」があるという意味じゃなくて!)。
 
ナルトはサスケと「近づきたい」気持ちが山ほどあったんですよね、だけどサスケの近寄りがたいオーラがナルトを弾き飛ばしてしまう。ナルトもサスケにだけは素直になれない・・。
ナルトにとってサスケは「憧れ」だったわけで、そのサスケとキスしちゃったこと・・・・たとえ同性であってもドキドキしちゃったんじゃないだろうか?《意味も分からないけど、なぜだかドキドキしちゃった・・》みたいな。 
 
でもそんな自分のそんな「とんでもない」動揺を誤魔化すようにして 大げさなリアクションで「拒否」する・・・。
そのリアクションが大げさであればあるほど、意識してるってことでもある。
 
ナルトのサスケに対する感情は、よくいろいろ言われますがw・・・サスケに認められたい、ただそれだけなんだろうとは思うんです。でもそのこだわりの強さから、恋愛よりも『まずはサスケ』という ある意味ストイックな面もありますよね・・ナルトは。 
《サスケ一人を助けられない自分は、火影になる資格も無ければ サクラに告白する資格も無い・・・。》 そういうストイックなところはカカシと同じで、カカシも《誰も守れなかった自分はクズだ》と思っているのだろうし・・カカシのオビトへの感情と、ナルトのサスケへの感情・・どこか共通するものを感じちゃいます。
 
そして、九喇嘛に突っ込まれて「えずきすぎ」のナルト・・・;
 
この強烈な「拒絶反応」、今でもやっぱりナルトは忘れてないんだなぁ~あの日の事。やたらとえずいてますが、本当は「懐かしい幸せな思い出」だったりするんじゃないかと思うんですよね・・;
 
それにしても九喇嘛・・・サスケ関連のことはよく覚えてますね。
ナルトすら忘れていた、サスケと対立の印を交わしたあの日のこともよく覚えていましたしね・・・
あの日、サスケの眼に深い闇を見た時から 九喇嘛もサスケを強烈に意識し始めたのかもしれない。将来、コイツは六道の力を手にする器と見抜いたかもしれないし、マダラのようになる危険を感じたのかもしれないし。
 
六道仙人から「いつかまた1つになる時が来る」と聞かされていた九喇嘛としてみれば、いつか仙人の意思を継ぐ者が出現することを《微かに》期待していたとは思うんです・・・もう、ほとんど絶望していたとはいえ。
サスケが初めてナルトの「精神世界(心の中)」に入って九喇嘛を見た時(大蛇丸のアジトで)・・・九喇嘛が「ナルトは殺すな・・・」と言ったのも、ナルトとサスケが将来大きな役割を果たすと見据えての発言だったのでしょうか。
「火を操る者」サスケ・・・九喇嘛にとってもサスケは大きな存在。ナルト以上にサスケの事を見つめ、ナルトとずっと一緒にサスケを追いかけてきた・・・のかもしれない。
 
今回の「サスケとのキス」話といい、九喇嘛はナルトにサスケ話題を持ちかけては刺激し煽ってる。毒舌というよりはちょっとSなのかコレ?とも思ったんですが・・・でも九喇嘛はナルトの気持を一番よく分かってますよね、サスケのことで苦しんでいることも。
だからあの「キス事件」を「お笑いネタ」として出したのは、実は《あんな日もあっただろ、いつか戻れるさ・・》という九喇嘛なりの「優しさ」だったんじゃないかな・・?とも思ったりします。この前に「お前はサスケを救えない」みたいなことを言っちゃったけど、お前なら「出来る」、と。
 
《尾獣達を救えたお前らだったら・・サスケもきっと救えるさ》という 九喇嘛のちょっとした応援だったんじゃないだろうか。 それが・・・毒舌家で素直になれない九喇嘛らしい「優しい気遣い」&「尾獣達を助けてくれたことへの感謝の気持ち」だったのかな・・・なんてね・・。
 
 
 
 
☆長駄文(寝ぼけて書いたのでさらに乱文失礼)、読んでくださってありがとうございました。



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