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イタチが斬り落とした「カブトの角」 ・・・581話感想と、今日のお題に加えて「ひとこと」。

イタチが斬り落とした「カブトの角」 ・・・581話感想と、今日のお題に加えて「ひとこと」。

昨日の記事を書きながら・・そして皆様とのコメントのやり取りをさせていただくうちに、思ったことなのですが・・
 
イタチがカブトの言葉を「嘘」と斬り捨てた事。・・・これはけして「冷たい」ことでは無いなと思えました。
というか・・逆に温かいのかもしれない。
 
カブトの話すことを「嘘」と言ったり、「聞くに耐えない」と言ったり。
 
それは断罪しているようにも聞こえますが、カブトの事を「あきれて」言ったわけではない・・・
カブトが自分の「本心」に気づいてないからじゃないか?という気がしました。
 
己が何者か分からなくなった・・とカブトは言ってましたけど、
本当は見失ってなんかいなかったのかな・・・とかね。
本当は見返りなんて求めて生きてきたわけじゃないのかもしれない。
 
本当の自分ってのは、誰かが見つけさせてくれるものじゃない。
自分で気づかなくっちゃいけないモノなのかも・・・。
 
カブトが「仙術・白激の術」を使った時・・カブトは術を発動してから「イタチをコマにするのが先か、サスケを手に入れるのが先か」迷った末に「サスケが優先」と決めてましたよね。
だけど、イタチは「カブトより先」にカブトの決断を読んでました・・・カブトはサスケを狙うだろうと。
 
イタチには、カブト自身よりもカブトの心が見えているのでしょう・・。
 
そのイタチが言った「カブトの嘘」 「聞くに耐えない演説」・・・
カブトが、自分の本心とは違う「嘘」を「自分の真実」と勘違いしていること・・ 
「カブトは本当の自分に気づかないでいるつもり」なのが分かってしまったからこそ、厳しい表現をしてカブトの眼を醒ましてやりたい・・と考えてるんじゃないかな。
 
サスケの心を見透かしたような事を語りながら、カブトは肝心な自分の心とは向き合ってない。
自分が無いわけじゃなくて、自分を見ようとしていないだけ・・・。カブトは「自分のことをちゃんと見ていない」。
 
だから、「・・そうだった・・・忘れてた・・」
「普段ここに角なんてないもんだから ・・ついね」
なんて、角が生えてる事も本当に「忘れちゃってる」のかもしれない。 自分を見てないから。
 
自分の本心、本当の自分が見えていないのは、サスケも同じなんですけどね・・。
 
本当の自分が見えていないカブトとサスケ。
イタチはサスケだけじゃなくて・・カブトの心の眼も開かせてやりたい、そう考えてるんじゃないでしょうか。
そして「自分のことを、しっかり見てみろ」と言いたいのかもしれない。
 
イタチが刀で斬り落した「角」・・・
 
あれは「嘘」を斬り落とそうとしたってことなのかな・・・。
お前の嘘を斬り捨てて、お前の真実を見せてやろう・・・そういう意味も含まれていたのかなぁと、そんなふうにも思えました。
 
 
 
 
 
 
☆駄文読んでくださって感謝。