ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO-ナルト- 587:9時になったら 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ26号) ・・・その2 、大猪を射止めるもの

NARUTO 587 :9時になったら (その2、大猪を射止めるもの)

(その1、の続きです・・)
 
・そして・・・イザナミの中のカブト
 
あ~ぁカブト、まだやってましたね・・・「そんなハズはない」とか「こんなのはボクじゃない!!」とか。
懲りずに脱皮を繰り返し、イタチに「いつまで大蛇丸に成り代わってる」と言われてもまだ懲りない。 いい加減気の毒になって来るし、目ェ醒ませとばかりにイタチが浴びせたのは・・・
 
・「水遁・水龍弾」。
 
そういえばイタチって「水遁」使えるんですよね、前も16巻でも水遁を使ってましたっけ(カカシに対して)。
イタチは火遁・水遁だけど、サスケは火遁・雷遁・・兄弟でも微妙に違いがあるんですね(もっとも、二人とも火、水、雷3つが使える可能性もありますが)。 
17巻で、サスケの千鳥を見たイタチが「千鳥・・?」と驚いた顔をしてるんですが、もしかしたら「サスケの雷属性」というのが意外だったのかもしれません。
 
にしても《イタチの水遁の絵》、これカッコいい。 イタチと並ぶぐらいの高さ目線で後方斜め横から見た術の絵は、迫力あります。60巻で訂正された《カカシとガイの朝孔雀と雷伝の絵》もそうだったんですが、ちょうど同じ高さの目線の絵ってのは、その場に自分も立って見ているような臨場感があってたまらない。
 
『写輪眼で術の先読みを…!』
 
これ、第2巻と同じパターンですね。再不斬が「水遁・水龍弾」を使うのと同時にカカシが写輪眼で先読みして仕掛けたり、大瀑布の術を先読みしてぶつけたりとか・・・・懐かしいなぁ。
写輪眼の「先読み能力」・・・イザナミで出た「コピー能力」と共に、今週は写輪眼の基礎能力のおさらいのような気がします(そういえば、水龍弾の印ってやたらと長かったはず)。
 
・《ポチャンとピチャンの“対”》
 
《ポチャンとピチャン》・・岸本先生の「音」の演出・・・・これがまた、凄くいい!のです。たかが、ポチャンとピチャン…されどポチャンとピチャン。この「音質の差」が、ここで実にいい演出をしてるのを見逃してはもったいない!
 
覚えておいでの方もあるかと思いますが、《ポチャン》の音・・・・584話カブトの回想で、カブトが大蛇丸に浸食されていく過程で《ポチャン》という水滴の音が 印象的に繰り返されていました(ピチャンじゃなくてポチャンね)。
 
イメージ 1
ポチャン・・・
 
他人の体から絞られた液体(血のような液体)をカブトが取り込み、深みにはまっていく過程・・・それが瓶に滴る《ポチャン》の音で表現されていたんです。 《ポチャン》のループで 瓶の水かさはどんどん増えていき、カブトは大蛇丸色に染まり毒に浸食されていったわけですが・・・
今度はその逆パターン
 
イザナミが1ループする最後の部分で、必ず《ピチャン》とカブトの肩に水滴が落ちているんです。 
 
イメージ 2
 
ピチャン・・
 
で、カブトはそれで《一周したんだ》ことに気づくんですが、《ピチャン》と水が肩をたたく度にすこ~しずつカブトは眼を醒ましていってる様子なんですね。ようするに、繰り返す《ピチャン》の水は、カブトが解毒され浄化されていく過程でもあるのです。
 
1周、また1周・・・カブトの肩に落ちるきれいな水の《ピチャン》は、毒化ループとは「逆ループ」でカブトを浄化し、心を元の姿に戻していく・・。1滴ずつ、確実に・・・
 
相変わらず抵抗しているけれど、それはもう“気づいている”からこその抵抗であって、確実にカブトは元の自分に戻っていってる。本人も認めたくないだけで自覚してるハズ。
 
《ボクはただ…》
 
《自分の存在を・・・》
 
《誰かに・・・》
 
《見てもらいたいだけだった!》
 
《認めてもらいたいだけだった!!》
 
《それのどこが失敗だっというんだ!?》
 
カブトが思い出すマザーとの出会い、別れ、大蛇丸との再会、カカシ達『木ノ葉の上忍達』の前でのカミングアウト、大蛇丸様と一緒に戦った三竦みの戦い、ナルトの前でのアイデンティティ発言、トビに見せつけた「マダラの穢土転生」・・いままでの自分が歩いた道。
 
確かに、カブトは必死に自分の存在をアピールしてきたんですね、誰からも忘れられないように・・消されないように。
カカシへの「アナタごとき」発言とか「写輪眼を使いこなしてない」発言にはカチンときて、あの時の彼の心理をアレコレ考えてきましたが・・・結局は《キミも凄いね》と誰かに認めて貰いたかったんでしょうか。 
 
 
『とっくに寝てる時間だったのに・・・』
 
『イタチめ・・・・!』
 
カブト、脱皮して体を変える度に眼鏡をちゃんと掛け替えたり(50頁の描写)、水遁で流された眼鏡をすぐに掛け直したりと、無意識にメガネを大事に「肌身離さず」掛けてるんですよね。 おまけに「とっくに寝てる時間」だなんて・・・今もまだ《9時になったら》ルールを守ってたんですね。
 
眼鏡は、「マザーに認められたカブト」である自分をシッカリ大事にしてるからじゃないか。
そして今も続く「9時になったら」は、9時になったらカブトの心は今でも、修道院のベッドにちゃんと帰っていってるってことじゃないか・・・「兜」を自分の代わりに置いてきた、あの修道院のベッドに。
 
ちゃんと本当の自分を忘れていなかったじゃないか。
 
水面に映った顔は、オロ化していない、紛れも無い《カブト自身の顔》。 
《9時になったら・・・》カブトは、カブトに戻ってる。今だけじゃない・・ずっとそうだったはずだ。
 
もちろん体はまだオロ化しているけれど、水面に見たのは「真実のカブト」・・・水って真実を映し出す鏡みたいですね。 心の中のカブトはもうすでに「他人じゃない、本当のカブト」。
本当は、自分でも分かってたんでしょうね・・。涙を流しながら振り絞っていった「イタチめ・・・!」の言葉は、イタチへの憎しみ・怒りともちょっと違うような気がする。完敗を認めざるをえず、それでも・・やっと今まで取り憑かれていた何かから解放されたような.・・・叫びたい気分になったのではないだろうか。
 
 
・《大猪狩りに必要なのは・・・・》
 
そして・・・
 
「ウルシ」、生きてましたね!! 
 
ウルシ再登場を期待してた方多いと思いますが、本当に登場してくれて…いや、嬉しいですホントに。 
 
カブトが院を出てもう10年以上経つと思われますが、なのにウルシはずっと待ってたんですね(いつのまにか忍になってたけど)。 いや~根に囚われたか大蛇丸の実験体になったんじゃないかと不安でしたが、よかったよかった。
 
ただし「忍」額あてじゃなくって「木ノ葉」額あてをしてるから、一瞬「いつコレ?」って思ったんですが、「五大国がこのまま仲間でいるなら」って言ってるから、現在ですね(単純に描き間違いなんだろうな…コミックスでは訂正されるかも)。
 
しかしもう外は9時、夜になってるんですね。 無限月読開始予定時間じゃないのかな(汗
 
ウルシが孤児院の「#」マーク缶バッチ?を「2つ」付けてるのが気になります、もし戦場でカブトと再会したら渡すつもりだったのか、カブトが見たらすぐに「あ、ウルシだ」と分かってもらうためのモノなのかな?(でも2人の再会まで読者が見られるかどうかは・・・微妙だけど)。
 
ウルシともう一人の下っ端忍の会話内容から、ど~もその他大勢の忍達には情報がいきわたっていないようで。まさかこの戦争を掻き回しているのが「弟カブト」だとは思ってないみたいですね。
 
っていうか、ウルシはカブトのことを「弟」って言ってるんですね。 しかも、ウルシって、帰る家の無い戦友に「お前も来るか…オレと一緒に」なんて言っているし、メチャクチャいいヤツなんですね~。 ウルシは今もカブトが任務に出ていると思っている・・そしてズーっと帰りを待っている(もうすでに涙)。
 
『今度こそ帰って来るといいな・・・』
 
『カブト』
 
(号泣)・・・
 
カブト! キミにもちゃーんと帰りを待っててくれる人が居るぞ!
帰るべき家があるんじゃないか!
 
カブトと名前を呼んでくれる人が居るんじゃないか・・弟と呼んでくれる人が。
 
きっとウルシは、あの「兜」も大事に取っていてくれてるんだと思うよ。よかったなぁ・・・カブト。
もうおかえり、自分の「家」へ。 キミをキミたらしめるキミのあの場所へ。
 
忍世界に翻弄された彼が、今度こそ自分の家に帰れるように・・平和に穏やかに、暮らせることを祈りたい。そして医療忍者としての能力を活かして、院の子供達の世話をしてやってほしい。 「仲間を守るための」医療忍術で人を助け、今までの事を償って欲しい・・。
 
 
 
カブトという「大猪」を本当に止めるイザナミの役割をできるのは、現実世界では「ウルシ」・・・彼をおいて他にないような気がします。
 

・・・第580話で登場した《イタチとサスケの大猪狩り任務》の話を覚えておいでだろうか。
 
あの話はいったい何だったんだ・・?とズーっと気になって気になってまして。 なにせ岸本先生は無意味な描写はされませんので; で・・・やっと分かりました、こんな話があったんですね;

(以下、『以呂波字類抄』 奈良県のホームページから一部抜粋)。
 
《倭武皇子(やまとたけるのみこ)が狩猟をしていた時、大猪に矢を射たが、止めを刺すことができなかった。部下の1人がそれならばと、漆(ウルシ)の木を折ってその汁を矢先に塗り込めて再び射ると、見事に大猪を仕留めることができた。これが、日本の「漆塗り」の始まりである。》
 

・・・・カブトという大猪を射止めるには、やはり・・『ウルシ』が必要だったのです。

(そしてサスケにも、帰る場所があり、帰りを待ってる仲間がいるんですよね)
 
 
 
・『これより穢土転生の術を止める』
 
さて、いよいよ「その時」のようですが・・・
 
カブトもどうやら己を見つけたようだしカブト自身が解除するのか、イタチがこのまま解除させるのか。 そして・・そのあとイタチはどうなってしまうんだろう?
だけど、あのマダラがこれで簡単に消えるとも思えないんですよね。この先全く予想がつかず、大きな展開があるんじゃないでしょうか。
 
そろそろ「穢土転生」のリスクが牙をむくんじゃないかと・・・それが気になるんですよね。
 
・・“時”を弄んだリスクが・・・
 
 
 
 
・しかしイタチの理論的なイザナミ説明、サスケだからすぐ理解してるけど…ナルトだったら絶対に分からないだろうなぁ・・
 
 

・長駄文、読んでくださって感謝。
 
 
 
 

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