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NARUTO-ナルト- 603:リハビリ 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ44号) その3 《ちゃんと見てんだから》

NARUTO 603:リハビリ その3 《ちゃんと見てんだから》


※その2の続きです
 
ここから、オビトが早く仲間のところに帰りたいという一心でリハビリに励む様子と、次第に人造人間達との心の距離が近づいていく描写に入りますが・・同時に「回想中の回想」に入っていきます。(オビトって、目的の為なら物凄い努力するんだな・・・やっぱり彼には行動力がある。)
 
《ミナト班の集合写真》・・・
 
ミナト、カカシ、リン、オビト四人の集合写真、これは第2巻第16話の扉絵に登場してますよね(↓)。
 
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眠るカカシの枕元に飾られた、第七班とミナト班の集合写真…カカシにとっての宝物。 でも最初の記念すべき時にもオビトは遅刻してきたんですねぇ・・;

で…あの集合写真の時も、皆が「遅刻してきたオビトを・・・《ちゃんと見てる》。 (ちょっとイラッとした顔で)
 
あの写真、オビトが口にくわえていた「棒」みたいなのは飴だったんですね…つまり、写真を撮ったあの日も「木ノ葉のジジババ」の手伝いをして遅刻してきたって事。 第2巻の絵にも既に「オビトの遅刻癖」の証拠があったとは・・・
 
そもそもオビトという殉職したカカシの親友の存在は、第2巻第8話でナルトに語られているんですよね・・・
でも、あの時にナルトが「憧れた英雄」が、この戦場で「仮面男」として居るオビトだとは…ナルトはまだ知らない。
 
私としては、あの時ナルトが憧れと夢を持った「英雄」が、ナルトの夢を「ぶっ壊しちゃう」存在であってほしくないんです。この戦場でのテーマには「英雄」ってのもありますから、オビトが少年の「英雄」という夢をぶち壊すとは思えないんです。だから、作者がナルトそっくりなオビトを「やっぱり英雄だった」と思える展開に持っていってくれると信じているのですが・・・この先どうやったらそういう展開に持っていけるのか・・・今から楽しみでもあります。すみません、ちょっと話題が逸れましたが・・
 
オビトは、あの写真の時みたいに「皆が待っててくれてる」ことを希望にして、必死にリハビリに励んでいたんですね。倒れそうになるオビトをグルグルは支えるんだけど、グルグルの「眼」は空虚で不気味。 まるでブラックホールみたいに吸い込まれそう。 ・・・でもオビトは、まだ「彼」にお礼を言うような気分では無い。未だ信頼できないんですね。
 
 
・《バカカシが・・》
 
出来上がった集合写真、オビトは「バカカシ」が邪魔でしょうがない(笑
この頃のカカシ、ホンっとに可愛げがないんですよね・・・とにかく酷い仏頂面。で、思わず邪魔なカカシの顔にバッテン(笑
 
オビトの部屋の様子を見ると、なかなか立派な部屋だし本も沢山ある。 きれいに片づけられた部屋だし、オビトは行儀よく勉強机に向かっているし・・・やっぱり、オビトは「お坊ちゃん」。 人をやたらと信じたるするところは「箱入り」じゃないかと思ってます。
 
せっかくカカシの顔にバッテンして「カカシから見えない」ようにしたのに、まさかのカカシご本人の「窓からの覗き」(笑
 
カカシは《ちゃんと見てる》。・・・しかも上から目線で「見張ってる」。
 
カカシって、この頃から窓からの覗き行為やってたんですね。相手が男だからいいようなものの・・・ちゃんとドアから入ってきなさいっての。これじゃたしかに、オビトにとってカカシは「バカカシ」なのかも。
 
そしてリハビリも順調、包帯も取れて立てるようになって、グルグルがバンザーイと喜んで オビトもガッツポーズ。 彼らとかなり打ち解けてきましたねぇ・・。
 
・《そしてリンが…》
 
リンが自分の事をじーっと見てくれてると思って、オビトはゴーグル外してカッコつけたのに・・・実はリンは、
 
「オビト越しにその先のカカシを見ていた」。 
 
(リンが見てたのは「カ、カ、シ」と自分の「名前」を木に手裏剣で打ちつけるカカシ・・。意外とカカシ、自分の名前なんて作って見せるんですね)。
リンはちゃんと見てるんだけど、見てるのはオビトを「越した」その先・・・。
 
 
・《ちゃんと見てんだから》
 
敵の手裏剣攻撃からリンを守るカカシとオビト。 オビトは手に手裏剣が刺さってしまって慌ててガッツポーズして隠すんだけど、リンに言われてしまうのだ・・
 
「強がって傷を隠してもダメ」
「ちゃんと見てんだから」
 
…ちょっと上から、怒られてちゃってますよね。この時のリンの表情、心配してるというよりイラッとしてるようにも見える…リンはオビトを「弟扱い」なんですよね。当然・・恋愛対象外。
でも、リンはちゃんとオビトって子の「性格」も見抜いてるんです。無理してカッコつけるっていうね。
 
そもそも敵に攻撃されてる時、リンはオビトの方を見てますよね・・・多分オビトは危なっかしくて心配だから。 で、カカシのほうは「信頼してるから」見ていない。
 
オビトとカカシとリン、スリーマンセルの時 いつも彼らは「リンを守ること」を最優先してますが、医療忍者は狙われるから絶対に守る・・・これは定石通り。でも、これもちょっと気になるんですよね…「医療忍者はスパイにも最適」だってこと。
 
医療忍者ノノウが暗部の“根”に所属していたように(583話)、砂隠れでも「医療班」として我愛羅に仕えていた夜叉丸が 実は「暗部の忍」だった(548話)。 医療忍者は「暗部」と関わりが在ることが多い・・というのがこの戦争編で2回も例として出てきてるんですよね。
で、考えすぎだとは思うけど、まさか…リンも暗部の“根”のスパイだった・・なんてことはあるまいな。「ちゃんと見てる」って・・・・・。
 
ミナト班は重要人物だらけだし、三代目火影の最も信頼厚い班・・・ダンゾウが「要注意扱い」して情報を収集していてもおかしくは無いような・・・。特にオビトは「マダラ直系」ならば相当な瞳術を開眼する可能性もあり、里にとって脅威になりかねない・・・そんなオビトに「監視」がついたとしても、おかしくはない(考えすぎだとは思ってますけど!)
 
しかし、「ちゃんと見てる」。見張ってる。
 
 
ゼツはオビトを監視し、かつてカカシもオビトを見ていて、リンもちゃんとオビトを見てた・・・それも上から目線で。オビトはずっと見張られてたんですね。おそらくマダラからも・・・。
そして、あの時「おねむ状態」にある老マダラも、実は「見ていた」ってことなんだろうか。
 
この《ちゃんと見てる》連発…これが一体何を意味しているのか。 何につながっていくのか。
すごく気になるんです・・・(この先、重要なカギになりそうで)。
 
 
 
 
※その4へ続けます。  ←こちらからお願いします。
 
 
 
 
 
 
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