ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO-ナルト- 673 オレらで…!! 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ21号) その3

NARUTO 673 オレらで…!! その3

 (その2の続きです)
 
そして…今週の本題といいますか、「Teamオレら」のナルトとサスケ。
 
(大じいちゃん仙人に会って 力をもらったからかな?)
(こっからでもハッキリ感じる 大じいちゃんの片方の力を…)
 
 
「感じる」んですね…もう一方の力を。ナルトが預かった六道仙人の「太陽(陽、プラス?)」の力と、サスケが預かった六道仙人の「月(陰、マイナス?)」の力…強力な磁石のような力で引き合うのでしょうか。同じモノでいようとすると」斥力で強く反発しちゃうけど、「違うモノとしてあれば」引力で強く引き合う。イメージとしては「磁遁」…
 
磁遁といえば、前に出てきた「トロイの磁遁」…あれは「飛雷神の術の仕組みと同じ」じゃないかと今も考え中ですが、今のナルトとサスケの状態も「トロイさんの磁遁状態」のように、離れていても引き合う力が作用しているんじゃないか…と漠然と考えてます(ホント漠然…ですが)。 
 磁遁が「風×雷」なら、「ナルト(風)×サスケ(雷)」でもあることだし、ナルトとサスケの共闘には「磁遁」も関係してくるんじゃないか…と(ちょっとだけ)期待してます。そしてナルトとサスケで「飛雷神の術の完成」という長年の願望もまだ持ったまま…(笑) そ、それはさておき…
 
    
 半日ぐらい前、この戦場に「忍連合の皆」が駆けつけてくれるのを「感知」したナルトは「多重影分身の術(忍連合の術)」の構えで到着をじーっと待ったんですよね。そして、そこから始まった「オビト戦」も、結局はあの時ナルトが構えていた「忍連合の術」で決着がついたようなもの(と言っていいかな、「忍連合全員で綱引き」だったから)。
 そして今回は「飛雷神のクナイ」の構えで、サスケの到着を待つ…(勿論マーキングの「必要があって」くわえてたわけだけど)。ナルトは今、どんな想いでいるんだろう…? 「近くにいるのに遠く」の存在だったサスケが、今では「遠くにいるけど近く」に感じられるでしょうか。どこに居ても感じられる《対》の存在…遠く離れていても感じる引き合う「力」… 待ち人の到着に「ちょっと胸躍る想い」…少しワクワクした気分だろうか(ほんのちょっとの待ち時間だけど)。
 
 そういえば、マダラも「柱間が来る」と分かった時、顔面崩壊した上にポーズを決めて待ち構えてましたよね、すっごく嬉しそうに…。あの頃のマダラは一時ギャグ化してたけど、柱間に会える嬉しさから「ちょっとだけ気を抜いて」本音を見せちゃった…って事だったのでしょうか。でも結局は「あの時だけ」でしたね、マダラが無邪気な「素顔」を見せたのは…あの一瞬だけだった。 
 一方でサスケの気持ちはどうなんだろう… サスケはイタチの想いを背負い、一族の尻拭いをしようと決意してるかもしれないし、とてもワクワクなんてものじゃなさそうですね。サスケのほうは「覚悟」かな…それもかなり重たい覚悟。
 
 これからいよいよ始まる「マダラ戦」。この決着をつけるのも、いまナルトが構えてる「飛雷神の術」が関わってくるんじゃないか…なんて思ったりで(願望でもあるけれど)。
 
 そして、NARUTOという物語は、話が進むにつれてテーマが原点に回帰しつつある(ようにみえる)…なんて話を度々して参りましたが、そろそろ原点も原点、ナルトが《歴代のどの火影も超えてやる》の《里の奴ら「全員」に認めさせてやる》のをクリアするのも見えてきましたね。 このタイミングに合わせたかのように「歴代火影」も揃ってるし、あとは「里の奴ら“全員”」…つまり最後の一人「サスケ」に認めてもらうのを待つばかり。
 
  
 
「お前ではオレを倒せん 
オレは言わば完全なる不死…永久を手にしたのだ」
(マダラ)
 
「バーカ!! オレがお前を倒すんじゃねェ…」
 
「…!?」
 
(サスケ、扉間が送ってくれた飛雷神で《フッ》…と到着)
 
「オレらで倒すんだってばよ!!」
 
「お前をな… マダラ」 
(サスケ)
 
 
 
まず「二人の見た目の変化」なんですが、ナルトは結局メラメラとまた「衣装チェンジ」しましたね。今回はシンプルですが、ちゃんと求道玉(9つかな)もあり、両手には先端無しの黒棒錫杖もある(背中には六道模様付…眼模様に横棒はついてない)。
 
イメージ 1
 
 
 
サスケの眼は神樹と同じ眼(一応「輪廻眼」なんですね、あれも)…それも「左目だけ」。
 
 
イメージ 2
 
 
なぜ片目なのか、そして能力はどうなのか…このあたりは大いに気になりますが、余計な予想をしてもナンなので、素直に次週を待ちたいと思います。が…ナルトが派手に変化してるのにサスケの変化は地味だなぁ…と思うけど、サスケは「これから」なのかな。須佐能乎にもきっと変化があるだろうし。
 
 そしてマダラなんですが…「完全なる不死」とか「永久」とか言ってますね。
 
雑考「その1」で、《月と魔像と神樹の実》の話をちょっと出しましたが、《全てを1つにする時が来た》…のセリフの絵を見ると、なんだか「かぐや」っぽい… 
神樹の実から聞こえてきた声の主は「神樹の実」であり「かぐや」でもあるんだろうか…? 「神樹の実」を食べた人物が、次の神樹(の実)になる…なんてことはないだろうか; ハゴロモが、あまり自分周辺の事を語りたがらなかった理由は何かありそうです。(ちょっとずるいぞ、大爺ちゃん…)  
そして《全てを1つにする時が来た》の言葉も、「マダラの言葉」のようでいて、「神樹の実の言葉」っぽい…
 
「神樹を取り込んだ」マダラが、もしかしたら「次の神樹」になる…なんて事はないだろうか…? マダラは、その事は最初から分かっていたんだろうか。
 
 
「六道仙術を開花し… 片や輪廻眼を開眼したか」
 
「…だがな… オレはその2つの力を両方併せ持つ存在だ!」
「これが最後の闘いだ!オレの力とお前らの力… 
どっちが上か決着をつけてくれよう!!!」
 
(マダラ) 
 
 
マダラの「真意」はともかく、いよいよ「オレ」VS「オレら」の闘いが始まりそうですね。同じ力を「一人で持つ存在」と「二人で分け持つ存在達」との闘い…
 
 ちょっと前に「カカシとオビトの共闘」で、同じ神威の眼を「一人」で持つのではなく「分け持つ」ことで、神威も2倍の威力を発揮した…という例があったばかりですが、それは単純に術の力が2倍になるだけじゃなく、想いも2倍になる…そして想いを重ねることで各々が何倍の力も発揮できる…「想いの強さ」が上乗せされる。
 
そしてナルトとサスケは、まだやっと「横に並んだばかり」…お互い「腑」は見せ合ってないし、解かり合うのも「これから」。でも、とりあえずそれでいいんじゃないか…なんて思っています。ナルトのいいところは、あまり細かい理屈にこだわらないところ…
 52巻、鉄の国境で「すっかり人が変わってしまった(ように見えた)今のサスケ」を見ても、ナルトは全然動じなかった…それは理屈抜きで「サスケという人物」をまっすぐ信じて、そして変わらない「友情」を信じてたからだと思うんです。 だから、今も信じて並んでいられるんじゃないだろうか。 
 
《人は変わる だけど変わらないモノもある つながり…それを確かめたいんだ》(サイの言葉)。
 
 
 違う方向から違う道を歩んできたのに「辿り着いたところが一緒だった事」…それが二人に自信と信頼を与えてるんじゃないのかな…
 ナルトとサスケは、六道仙人の爺ちゃんに「夢のような力」を託されたけど、でも彼らが得た「本当の力」はそれではなく…やっと「オレ」ではなく「オレら」と言えたことじゃないだろうか。
 
そして、マダラも、ナルトとサスケも…「とんでもない夢の力」を手にしてどう使うのか… 人間が「チャクラ」を得てそれを「忍術」という傷付け合いに使ってしまったように…ナルトとサスケもそれを「力」として使ってしまうのか。それとも…違う新しい「本当の力」を示してくれるのか。
六道仙人は思い切った「賭け」に出て、ナルト達に全てを「預けた」んだと思います。
 
 
爺ちゃんは…どっかで漂いながら、その「結末」をこっそり見てるのかな…
 
 
 
 
  
 
 
☆長駄文読んでくださって感謝。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
☆ナルト好きブログ!(2014/04/21)