ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO ナルト486:拳 今週号のWJナルト感想 (ジャンプ 15号)その2.カカシとトビ

NARUTO486:拳 その2・カカシとトビ


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「マダラ・・・!」

こんなカカシの憎しみと怒りの目は、おそらく初めて。敵に対して分析の為に険しい顔で見ることはあるし、一度カブトに対して激怒した眼を向けたことはありましたが(木ノ葉崩しの後)。でも、敵に対する憎しみをここまで表したことはない。

カカシってナルト達より「前の世代の忍」っぽいところがあり、仕事中にあまり感情を見せない。戦争を体験しているし暗部にいたせいもあるのか、いちいち敵に対して個人的な恨みの感情とか表さず淡々と仕事としてこなす印象がある。でも・・マダラに対しては明らかな敵意と怒りを見せた。

愛弟子のサスケを、ここまで闇に落とし奪っていった事への怒り。
サスケとナルトを対立させる道に導いたことへの怒り・・・

将来サスケとナルトが「マダラと柱間」のような関係になってしまうのではないか?という心配は、三代目もカカシもずっと抱いていたはず。だからこそ、2人を同じ檻にいれ「チームワーク」を徹底して教え込んできたはずだった。それなのに・・・

カカシの「マダラ」に対する怒りは、誰よりも強い。ここで「カカシVSマダラ」は決定的になったと言っていいだろうか。

「マダラにゼツ・・・サスケにベッタリだな・・
こうなってくると オレ一人ではキツイか・・さてどうする?」

毎回触れていますが;カカシは「サスケ一人ならオレがやれる」とやたら確信しているんですよね。今のサスケの瞳力関係無しに、最初から強気にも思えます。
ナルトに「お前がサスケの道連れで潰れることは・・」と言っているので、もしサスケと闘ったらカカシも「巻き添え」で死ぬ覚悟だったのかなとは思います。三代目も大蛇丸と共に死ぬ覚悟だったし、師が弟子を始末する時自分だけ生き残るなんて事は出来ない気がする。

その点三代目が使った「屍鬼封尽」は共に死神の腹に心中する術。弟子を手にかけて共に逝くための術としては(言い方悪いですが)最適ともいえそうなんですが・・もし屍鬼封尽でない方法ならば、カカシは何か新術を持っている可能性はあるでしょうか。「巻き添え」感覚だとしたら・・・もしかしたら「神威」で自分自身を異空間に飛ばす方法も開発していたとか(トビ形式ですが)。サスケを掴んで、自分ごと異空間に飛ばすとか・・もあり得るかな?


これから先、ナルトがサスケと闘うことになるのならば、カカシはマダラ(というかトビ)と闘う道、運命に進む気がします。



 ゼツ・・・お前は一体何なんだ?

トビはゼツに「黒と合流して鬼鮫を見に行け」と命令してましたね。
トビってゼツを黒って呼んでいるんだ・・・って事は、こっちは白かな?

ゼツの本体は黒のような気がします。 白い半身は、ゼツの分身とか言っていましたが胞子でいくらでも増えるし、白ゼツは実に便利な素材です。
今回はサスケにいつのまにか胞子状態でついていて、サスケピンチでモコモコ出てきてクッション代わりになりました。効果音が「ボヨン!」ですもん。
・・・・スライムのような、ゴムっぽい素材なんですね。

白は胞子状態でくっついて偵察活動も出来る。なんだかヤマトの木遁の送信木か種みたいですが、やっぱり植物系の術でヤマトの木遁系と似ているんでしょうか。トビがやたらと情報を持っているのは、ゼツの偵察活動によるものかもしれない。

植物は、生命に関わる・・・だから、ゼツはチャクラを与えて回復させる能力もあるんですね。白ゼツ、1つウチにも欲しいくらい、便利すぎます。

ゼツは「トビ」とは対等の立場でしゃべりるのに、「マダラとしての命令」には従う。
そしてゼツは、トビのことを「マダラ」といわずに「トビ」という。

2人の複雑な上下関係・・・これがトビの謎を解く重要なヒントなのだと思う。


トビ・・・お前は一体何なんだ?

トビを呼びに行ったゼツ。トビは何してんだ?と思ったら・・

お面を外して、トルネ戦で「ゴキャ!」と取ってしまった右腕を 白ゼツ素材で(こっそり?)補修中。

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トルネ戦で毒蟲に感染した右腕をちぎったとき、取れた腕はゴムっぽい(アロエっぽい)素材でした。やっぱりトビの右手はゼツ素材・・
場所はアジトのようですが、そこにあるのは「白ゼツの母胎」みたいなもの。これなんでしょうね。取れちゃったり、ダメになったらいつでも補修することが出来るんですね。

トビが初登場の場面で、右手で指輪を投げてキャッチし損ねたのですが、あれはすり抜けかもだけど、補修したての腕がうまく動かなかったのかもしれないし、イタチの転写封印天照を右腕に受けた時、暗闇から何事も無かったように再登場したのも裏で腕をちぎって補修して出てきたかもしれない。
イタチはトビの全てを知っていたんじゃないかとさらに確信しました。

さて、お面を外しているトビですが後ろ向きとはいえ、少し「謎の左顔」が見えているではないですか・・・・。

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   お、オビトォーーーー!

もう、これ決まりでしょう(私的には断言しちゃいます)

だからぁオビトだって言ったでしょーが!と言いたい気持ちを抑えるのが大変なんですが・・・カカシの前でお面を外すまでは確定とは言えないのでしょう。

ただし「見た目が似ているから」という判断だけでは想像妄想でしかないのですが・・・確信と言うからにはそれなりの根拠はあります。
(トビ=オビトの「根拠」は感想別記にて 続けてアップします)

「トビ」とは・・・
うちはマダラがオビトの体を事実上操っているのかもしれません。このカラクリについては、まだ「予想」の域を出ないのですが・・

終末の谷で体に大ダメージを受けたマダラは「器」となる偽の存在を操ってこの世に存在し続けてきたのではないだろうか? 
マダラはトビのことを「形骸化した存在」と言っているので、マダラ本体(霊体?)は別の場所に存在しているような気もします。本体はこの世ではない「この世とあの世との中間点、あの世との狭間」にいるのではないだろうか?(サクモがいた場所)。
カカシが一度「死んで」サクモに会ったのも大きな「伏線」だと思います。サクモはあの世には完全に逝っておらず、カカシに会ったことで区切りがつき「これで母さんに会える」と言っていました。サクモはあの世にまだ行っていなかった。
サクモは若くに亡くなっているはずですが「中間点」にいたせいかリアルに年取っていて、どう見ても50代くらいだった・・もしたしたらマダラもあの世界にいるのではないだろうか(時を超えた四次元世界)

そして「四代目水影」のことも、マダラが「半あの世(某ゲームの異界みたいな)」から操っていたのでは?とも思ってしまうが、その話はそこまでとしても・・

つ、つまり・・・「オビトは生きている」のかもしれない。(これは、私の願望もあるけど)

神無毘橋で埋もれて、ゼツがオビトを回収し回復させ・・・マダラの新たな器とされた可能性があるのではないか?
だとしたらマダラは、オビトの次の器としてサスケを狙っているのかもしれない。

もしオビトが本物のマダラに操られているのなら、マダラから友達を救うことがカカシの「やるべきこと」なのではないだろうか?  そして、もしカカシがオビトを救うことが出来れば・・ずーーっとカカシが自分を責めてきた「オビトへの後悔」から立ち直れるはずだ。カカシの話は、オビトへの後悔の解決無しには 終われない。


ナルトが親友サスケを救う戦いと、カカシが親友オビトを救う戦い。

長い時間、2人が片時も忘れることが無かった親友への想いを懸けた戦いが始まろうとしているのではないだろうか・・?



☆いずれ「マダラ」「トビ」と戦うためには、時空間忍術を身につける必要があるのかな?と思っています。ナルトは九尾の力で父の「飛雷神の術」を完成させ、術式も無しに時空へ出入りできるようになるのか?と想像しています。
自来也が言っていた「ナルトに完成させたかった あの術」とは「飛雷神の術」の完成・・・・ミナトが時空間忍術を使えたことには「意味」があると思います。

☆トビは「輪廻眼を回収する」と言っている。
つまり長門の眼を回収しに雨隠れにいくつもりだろうか?
小南、ピンチ・・?小南が輪廻眼を渡すとは思えず、心配です。

☆輪廻眼をサスケに移植するのか、あるいは自分自身に移植するのか・・?
個人的な願望としては・・・今度は、大国が小国雨隠れを守ってあげて欲しいと思います。それが、今まで雨隠れを踏み荒らしてきた大国が、雨隠れにできる償いなのでは?

☆白黒ゼツが合流して鬼鮫をみにいくようですが・・・鬼鮫は生きている可能性高い。というか生きてますね、この流れ。鬼鮫の体をゼツが補充して再生しそうです!
(これ、トビを作った時のヒントとして出てきそうです。最近の話は、どれも謎の重要なヒントになってますから。)

鬼鮫、首が飛んだ状態で話していたし・・魚って、活造りとかあるし??斬られたくらいでは死なないとか?

☆肝心のタイトル「拳」についてですが・・・

ナルトとサスケが交わした「拳(心の会話)」に関しては、先週の感想と今日のお題「サスケはなぜ左手で千鳥を発動するのか?」乃記事で書きつくしてしまいましたので・・そちらで;今週はあまり触れてません。

☆サイとかキバとか・・まさかエンディングまで寝てないだろうなぁ・・

☆テンゾウさん、起きたかなぁ?


☆予告に「ナルトは修行」とありましたが、ビーとの修行ですよね。
螺旋丸と千鳥の巨大チャクラをシーが感知して雷影一行が駆けつけるのかな?
いよいよナルトは最終修行か・・。

☆いよいよラストに向けて動き出しましたね・・

☆次の16号は、連休のため20日(土)発売です!

☆長駄文読んでくださって感謝!




☆感想その1は「ナルトVSサスケ」