ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

トビのセリフに隠されたもの その2.「イタチの最後っ屁」

トビのセリフに隠されたもの その2.「イタチの最後っ屁」

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          「ぐあ``」 (イタチの転写封印天照が、トビを襲った時)。
 
「イタチの最後っ屁」
 
『イタチの最後っ屁』とは。
鼬(いたち)が追い詰められた時に、最後に威嚇する為に出す屁です。(かなり臭いらしいですw)
 
うちはイタチという名前。
なんで「イタチ」なんだろう??って、はじめはかなり疑問でした。弟のほうは「サスケ」という正統派忍者のまともな名前なのに、なぜ兄さんはイタチ・・・・w
 
サスケのほうも、意外な名前の由来があったことが今週の500話で明らかになりましたよね。サスケが猿飛家のジイちゃんの名前だったと知って、ますます「うちはのクーデター」は怪しいことがわかって参りましたが・・!
 
で、なぜイタチw
 
これはもう、「イタチの最後っ屁」だからイタチなんだろうと思います。
NARUTO登場人物の名前は、いい加減かとも思ったんですが(はたけカカシうみのイルカとかw)でもナルトには深い意味がありましたし、サスケにも意味があった。なら、重要な人物の名前にはそれなりの深いわけがあるわけで、イタチも「最後っ屁をするからイタチ」になったのかな?と。(他に由来がわかる方があったら、教えて下さいな)。
で、最後っ屁。 これが重要なんだと思っています。

さて。
 先週の「その1」の続きです。先週はトビの言葉 「イタチのことなら何でも知っている まぁイタチはそのことに気づかずに死んだがな」を とりあげたんですが・・・このトビの自信満々な言葉と対を成すかのような、もう1つの言葉。
 
「さすがのイタチにも オレの全ては知られていなかった でなければ死んでいた」。
 
イタチはオレの事を知らないなんて、これもまた大した自信ですよね~。これは43巻、イタチが死の直前にサスケの左目に仕込んだ「転写封印・天照」がゴゴゴ・・っとトビを襲った後の、トビの言葉です。
 
トビは 自己紹介の為にサスケに自分の右目写輪眼を見せる・・・。 しかしトビの写輪眼を見ると「天照」が発動するように イタチはサスケの眼に仕込んでいたんですよね。

これはトビにも「まさか」のことだったらしくw 思いっきり右腕の付け根あたりに天照の炎を喰らっちゃうんです。霊体化する暇も無かったんですね;天照の着火のスピードは、「見た瞬間」。ほとんど回避不可能なんでしょうか。(雷遁をまとった雷影はスピードで天照を回避してみせましたが)
トビは「ぐぁあああ!」と闇に消えた後、少しの間があって・・・その後何事も無かったように無傷で復活してきた・・・
この時も、トルネの毒蟲感染時と同じように、一度アジトに瞬間移動し、ゼツ素材で右手を直して戻ってきたんだと思うのですが・・・
 
 
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 (トルネの毒蟲に感染して、右腕を付け根から ちぎった時・・・475話)
 
トビが天照を喰らって「ぐあああ」と闇に消えてから、無事に戻ってくるまで 15コマ。
その間サスケは「ハァハァ」・・・・はじめは、だいぶ息が荒いですが・・・・最後は息づかいも落ち着いてきています。 途中「真っ黒」なコマもあり、実際どのくらいの時間が経過したのかは不明ですが、そんなに「すぐ」でもない気がします。
腕をちぎって、アジトに瞬間移動し(トビの移動は早いw)、ゼツ素材をくっつけて急いで戻ってくる時間は十分あったのではないかと思います。(ゼツ素材は、くっつければすぐに元の形に自動再現する能力があると仮定w)
 
・・・・で、結局イタチの「転写封印天照」は、トビを処理することに失敗する。
 
「イタチの最後っ屁ってやつだな・・・オレには通用しなかったが」
 
トビはイタチの実力をよ~く知っていたから、イタチが「最後っ屁」を保険として用意していただろうと警戒していたんだと思うんです。 で、あの天照。ああ~これが最後っ屁か、とトビは思うわけです・・・
 
「イタチは やはり サスケに保険をかけていた 天照だ」
「念には念」「天照でオレの口を閉ざそうとした・・」 
(44巻、トビがゼツに洩らした言葉)
 
「やはり」 って言ってますよね、トビは相当最後っ屁を警戒していたんですよね。。でも、その最後っ屁が不発に終わったから、もうこれで完全に安心してしまった。
「イタチも死んだ・・・目の上の瘤はもういない」 とも言ってるし、これでもうトビの中ではイタチは「完全に過去の人」になってしまった気がします。
 
しかし。天照が失敗することで、トビは安心してしまう・・・実はこれこそが、イタチの目的かなと思います。
あの天照は トビを「処理する」事を目的にしたわけではなく、あれがイタチの最後っ屁だったのだとトビに勘違いさせる事を目的にした、イタチの作戦だったのではないか、と。 
つまり・・・イタチは、トビの右半身がゼツ素材製であることを知っていて、わざとトビの「右」を狙ったのではないだろうか?
 
「見ている視点から発火する天照!」 (シーの言葉)
 
天照の発火点については、463話「サスケVS雷影」で 雷影が天照を回避した時にシーがこまかく説明してくれていますw  雷影サスケ戦で、天照発火点に関して丁寧な説明が (いまさらのように)加えられたのは、なにか意味があると思ってます。 岸本先生は、無意味な描写はしない方での・・。
 
つまり・・・イタチが仕込んだ天照は、サスケがトビの右目を見たら発火する→トビの右目付近(右腕など右半身)に炎が発火するように計算されて仕込まれていたのではないか、と思うんです。右腕に着火したなら、トビは腕をちぎって再生できるから死ぬことは無い。
(雷影も、天照が着火した左腕を切り落として命拾いしましたよね。これもヒントなのかな、と思います)
 
イタチは、トビの右半身の秘密をわかっていたからこそ・・・・サスケがトビの右目を見たら天照を発動するように仕込んだ。・・・・つまり、イタチはトビのことをよく知っていた、おそらく。
そして、あの天照が「イタチの最後っ屁」であると、トビに勘違いさせて安心させた・・・。
 
しかし。 イタチの最後っ屁とは これ(転写封印天照)ではない、ということを読者は知っている。
 
イタチの最後っ屁とは「ナルトに託した力」・・・・・ナルトの口に突っ込んだカラスですね。
あの転写封印・天照は「フェイクの最後っ屁」。本当の最後っ屁は「ナルトに託した力」。
 
ここでイタチがすごい!と思うのは、最後っ屁(保険)をサスケに掛けなかった、ってところかな?と。
まさかの「ナルト」にこっそりと掛けたところがすごい。 サスケに掛けたのでは、危険すぎるんですよね。。
 
誰に託したら一番確実か? イタチはいろいろと考えていたんだと思いますが、最終的にナルトの「サスケのことを兄弟だと思ってる」「まっすぐ自分の言葉は曲げねえ」が決め手になって、ナルトなら大丈夫と思ったんでしょうね・・・。 トビもまさか、ナルトに保険が仕込まれていることは知らないはず。
イタチは確実で一番安全な所に、うまく隠したな~と思います。
 
あの転写封印天照は、本当に用意されている「保険」を隠すためであり、イタチがトビの「全てを知っている」事を隠すための作戦・・・。

歴史を変える最後っ屁を仕掛けた男・・・  だから、うちは「イタチ」。
イタチがナルトに隠した保険が最後の切り札となり、場を大逆転させる瞬間。今から楽しみです。
 
 
 
☆余談ですが ・・・・・

『でなければ死んでいた』 の部分。 これもちょっと興味深いお言葉かな、と。 トビでも死ぬってことは、トビは生きているんだな~とw 霊体化したり出来るけど、あの「トビ」の体を焼かれちゃったら死んでしまうのです。
つまり、あの体は彼にとって「唯一の体」であり、失うわけにはいかない体 (替えはきかない大切な体。)
ということは、トビっていうのはペインみたいに誰かが操作している人形ではないし、1体しかないってことかな、と。
ただし、トビという器の中に精神体(マダラ?)が入っているのか? あるいは本体であるマダラが「トビという人物」を洗脳して動かしているのか?は不明です。 (もちろん精神体と肉体が同一人物である可能性もありますがね)
トルネの毒蟲に右手が感染してしまった時、トビはあわてて右手をちぎっていたのも あのまま放置したら蟲感染で死んでしまうからですよね。 今の体は大事な体であることは間違いないみたいですw
 
☆先週「その1」で、九尾事件当時のトビのお面模様が気になると書いたんですが・・
500話で、当時のマダラ?のお面は「月+群雲模様」と判明しましたね。イタチがマダラに「里には手を出すな」と交渉した時と同じお面でした。でも、お面男の服装や髪型はコートに隠されて見えなかった・・今度は、髪型と服装が気になりますw 
・・・イタチが交渉した時の姿(九尾事件数年後の姿)と同じ、ロンゲで着物の「うちはマダラそのまま」の姿なのか? 
あるいは天然パーマの髪の毛か(シスイ)w、今のトビのような短髪か?
それとも謎のまま・・・しばらく答えはお預けなのか? 次週が大変気になりますw

 
 
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